2回目のピアノの発表会

2024/4/6の土曜日、ピアノを習い始めて2回目のピアノの発表会がありましたので、今回はその話をいたします。

発表会の会場は北区の北とぴあで、アルハープ、ピアノ、歌と3種類の演目があり、全部で18プログラムありました。

そのうち、私が出るのはピアノ(ソロ)とピアノ(連弾:先生と一緒に弾く)で、それぞれ4番目と16番目でした。

2023年4月の初めての発表会では、緊張のせいか最初からつまづいてしまっため、今回はメンタル面の対策をして臨みました。

ブログ:2回目のピアノの発表会前のメンタル対策
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/mental-measures-second-piano-recital/

 


まずはピアノ(ソロ)です。

演奏曲はカーペンターズの「青春の輝き」(I Need to Be in Love)です。

参考:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%BC%9D%E3%81%8D

前回は2分弱の演奏だったのですが、今回は倍の4分弱です。

練習では特にサビの部分に苦労しました。

右手と左手でリズムや強弱が異なるため、タイミングを合わせたり、強さを調整したり、滑らかに弾くということがとても難しかったです。

 

 

さて、本番の演奏ですが、事前のメンタル対策の成果が出たのか、順調に弾き始めることができました。

その後も小さなミスはありましたが、演奏が途切れるような大きなミスはなく、順調に進んでいきました。

最大の難関は終盤の、サビを2回繰り返す部分です。

この箇所は練習でミスが多かった場所なのですが、なんと本番ではうまく演奏することができたのです!!

しかし、このあとに大きな落とし穴が待っていました。

 

 

最大の難関のサビの繰り返しがうまく弾けて気が緩んでしまったのか、頭の中が真っ白になり、最後の1フレーズの演奏で指が止まってしまいました。

目の前に楽譜はあるものの、もはやどこを弾いているのかも分かりません。

なんとか続きを弾こうとするものの、どうしても最後の1フレーズを弾くことができず、そのまま演奏終了です。

興味がある方は以下のリンクからご覧下さい。

【2回目のピアノ発表会】青春の輝き(ソロ)
https://youtu.be/H53ziR1a2jk

 


もう一曲はピアノ(連弾)です。

演奏曲はビートルズの「オブラディオブラダ」です。

参考:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%80%81%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%80

先生が低音部分、私が高音部分を担当しました。

本番では最後まで途切れずに弾くことはできましたが、途中私の音がかすれてしまう部分がありました。

練習ではサビのあとの和音(同時に複数の音を押す)が苦手だったのですが、本番ではうまく弾くことができてよかったです。

 

 

興味がある方は以下のリンクからご覧下さい。

【2回目のピアノ発表会】オブラディオブラダ(連弾)
https://youtu.be/w3fpvwqPhH8


最後に2回目の発表会を総括します。

ソロ曲は「演奏が途切れないように最後まで弾く」ことを目標にしていましたが、最後の最後で演奏が途切れる結果となってしまいました。

あと少しで最後まで弾けたのにと思うと悔しい気持ちはありますが、昨年と比べると確かな成長を感じられる演奏となりました。

この経験を生かしてまた再挑戦したいです。

【初めてのピアノ発表会のご様子はこちら】
ブログ:初めてのピアノの発表会
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/first-piano-recital/

 

2回目のピアノの発表会前のメンタル対策

いよいよ2回目のピアノの発表会が迫って参りました。

昨年(2023年)、ピアノを習い始めてから初めての発表会では緊張しすぎて不甲斐ない演奏になってしまいました。

当院にいらしている患者さんの中にも、ピアノを習っていたことがある方がたくさんいて、発表会の話を伺うと

・10年以上やっていても発表会で突然弾けなくなってしまった

・練習ではノーミスで弾けるのに、発表会では何かしらミスをしてしまう

という話も多く聞きました。

 

 

どんなに経験があっても、いくら練習しても、やはり本番の発表会というものは練習とは違うのだと思います。

今回の発表会では、

「ちょっとのミスは気にせず、とにかく演奏が途切れないように最後まで弾く」

ことを目標に臨みたいと考えています。(前回は途切れまくりでした(ーー;)

 

 

そこで、今回の発表会では、いくつかのメンタル対策を行ってみました。

・発表会本番が近くなると、ピアノのレッスンでも本番を想定して、礼をして椅子に座るところからやります。その際、私が礼をしたあとに、先生に録音した拍手の音声を流してもらい、ちょっとした緊張感を出したあとに演奏するようにしました

・普段のピアノのレッスンでは私服で練習しているのですが、発表会直前の最後のピアノのレッスンでは、本番と同じスーツで演奏しました。本当は靴も本番と同じ靴にしたいのですが、レッスンは室内なのでスリッパです…(笑)

・演奏をしている場所や状況は一切考えず、普段自分が練習している環境を頭の中でイメージし、練習で弾くような意識で演奏してみました


どこまで効果があるか分かりませんが、少しでも緊張せず、伸び伸びと演奏できたらいいなと思います。

本番の演奏がどうなったかは、後日ブログで報告いたします。

 

なぜ楽譜を見ながら演奏するのが難しいか

今回はピアノを習っていて思ったことを書きます。

私はある程度、曲を覚えてくると楽譜を見ないで演奏しています。

というよりも、楽譜を見ていると指の動きが覚束なくなるので

「楽譜を見ながら弾く」

ということができないのです。

 

 

おそらく初心者にはよくあることなのだと思います。

そこで、初心者の視点から

「なぜ楽譜を見ながら演奏するのが難しいか」

を考えてみました。

これを説明するのに、パソコンで画面を見ながらキーボードを打つブラインドタッチのイメージが近いと思ったので、ブラインドタッチを例にあげながら難しさを説明していきます。

 


①楽譜を読むのに時間がかかる

まず、楽譜の音階をスムーズに読めないという理由があります。

初心者としては、五線内のものはなんとか読めますが、五線からはみ出ている音階はぱっとみて何の音か分からないのです。

しかも、ピアノの場合、ト音記号とヘ音記号の二段になっていて、それぞれ右手と左手で別々の音を読みながら動かしていくというのでさらに難しいのです。

これをブラインドタッチで、目の前に書いてある原稿を見ながら文字を打つ場合で考えてみます。

原稿が日本語で書かれているのなら、スムーズに入力することができると思います。

ところが、原稿が英語ならどうでしょうか。

英語の原稿を頭の中で日本語に翻訳しながら文字を打つとなると、スムーズに入力できないのではないでしょうか。

ピアノ初心者にとっては、「原稿が英語で書かれているものを頭の中で日本語に翻訳しながら打つ」に近い行為だと考えれば、難しいことが分かると思います。

 


②どの指で音を弾くのか悩む

次は鍵盤を弾く指の問題です。

ピアノの場合、どの指でどの音を弾くかは、一小節ごとに全て異なります。

そのため、次はどの指を使うのかその都度考えながら弾く必要があり、楽譜を見ていると指の位置が分からなくなってしまうのです。

ブラインドタッチの場合、「ホームポジション」というのがあって、左手の2指をFキー、右の2指をJキーに置いて、そこを基準に動かすため、少し位置がずれてもそこに戻ればまたすぐに入力していくことができます。(Fキー、Jキーには分かりやすくくぼみが付いています)

ところがピアノの場合は、どこに指を置くか定まっていないため、とても難しくなるのです。

よく楽譜に指番号が書いてあって「この指で弾くといいよ」と示されていますが、自分がやりやすい指と指番号が違っているとなおさら大変で、覚えるのに時間もかかります。

 


③音の長短や同時押しがある

ピアノは鍵盤をただ弾くだけでなく、一つ一つ音の長さ、速さ、強弱、押し方があり、さらに一つの音だけでなく、同時にいくつかの鍵盤を弾くこともあります。

楽譜を見ていると、手が付いていかず、楽譜の指示通りに弾けなかったり、同時押しの時にはスムーズにできなくて間が空いてしまったり、間違えて隣の鍵盤を弾いてしまったりとミスしやすくなるので大変です。

ブラインドタッチの場合、一部「Shiftキーを押しながら別のキーを押す」といったような同時押しはありますが、長さや速さ、強弱、押し方は全く関係ありませんので、強く打っても弱く打っても、速く打っても遅く打っても同じです。

 

 

以上、初心者の視点から、「なぜ楽譜を見ながら演奏するのが難しいか」をまとめてみました。

ピアノの演奏に慣れてくると、音階が読めるようになったり、瞬時にどの指で弾くか判断できたり、音の長短や同時押しも滑らかにできるようになるのかもしれませんが、その道のりは長そうです。

 

2024年のピアノ発表会の楽曲が決まりました

2024年4月に、私にとって2回目のピアノの発表会があります。

その楽曲が決まったので今回はそのことを書きます。

ソロがカーペンターズの「青春の輝き」(I Need to Be in Love)

連弾がビートルズの「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」

という曲です。


参考サイト:ウィキペディア 青春の輝き
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%BC%9D%E3%81%8D

参考サイト:ウィキペディア オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%80%81%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%80

 

 


ちなみに、2023年の初めての発表会の楽曲は、ソロは「マイウェイ」、連弾は「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」でした。

ブログ:初めてのピアノの発表会
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/first-piano-recital


昨年はソロ、連弾ともに先生が楽曲を選んで下さったのですが、今回は私はカーペンターズの楽曲が好きということで、私に弾けそうな?楽曲を選んで頂きました。

連弾は先生のお任せ曲ですが、聴いたことがある曲でした。ビートルズの曲だということは知りませんでしたが…

現在、発表会に向けて鋭意練習中ですが、「青春の輝き」に苦戦中です。

特に

・左手の和音(2つ以上の高さの違う音が、同時に響き合う状態を作っている音)が難しくて、指をスムーズに動かせなかったり、別の音を弾いてしまう

・サビの右手と左手のリズムが変わるところのタイミングがずれてしまう

ため、なかなかうまく弾くことができません。

 

 

昨年も練習比率はソロが9割、連弾が1割だったのですが、今回も同じような感じになりそうです。

発表会まで3ヵ月を切りましたが、なんとか最後までリズムよく弾けるようにがんばります。

※ Youtubeも毎週更新していますので、興味がある方は、よかったらご覧下さい。

◆ピアノ初心者の40代鍼灸マッサージ師の成長記録
https://www.youtube.com/@nishigahara4-piano

 

 

三歩進んで二歩下がるピアノ

今回は、ピアノの話です。

私がピアノを始めたのは2022年8月なので、現在1年と3ヶ月が経ちました。

先生の課題曲や自分が弾きたい曲などを日々練習しています。

先日、かなり前に弾いた課題曲をもう一度弾いてみようと思ったら、なかなか弾けず苦戦してしまいました。

「あの時はできたのになぁ」と思いながらも、弾けないことにモヤモヤしていました。

 

 

さて、ちょっと話が変わりますが、先日、日本舞踊を習っている患者さん(以下Aさん)がいらっしゃいました。

Aさんは私と同じ40代で、30代後半から日本舞踊を始めて現在6年とのことでした。

Aさんも、私のピアノと同じように、以前に踊った曲を今やってみたら全然できなかったと話していました。

 

「三歩進んで二歩下がるという感じです」

 

とおっしゃっており、まさに私がモヤモヤしていた気持ちを言葉で代弁してくれました!!!

 

 

そうなのです。

少しずつ進んではいるのですが、そのまま進むことができず、下がってしまうのです。

まさに「三歩進んで二歩下がる」!!

これが子どもだと下がらずに進めるのだろうなと思いながら、なぜ私たちは下がってしまうのでしょうとAさんと話していました。

Aさんは、「大人は色々考えて動こうとするからですかね。もっと感覚的にできればよいのですが、できないんでよね~」

とおっしゃっており、私も同じ意見で共感できました。

 

 

次はソ、ド、レなどと、いちいち考えている内はまだまだダメで、指が勝手に動くくらいの感覚でやりたいものです。

とはいえ、過去に弾いた曲は初めて演奏する時よりは少し早く弾けるようになります。

そう考えると一歩ずつは前進しているので、めげずに一歩、一歩、歩んでいこうと思います。