昔と変化してきた衛生観念を考える

現在は昔と比べると、様々な衛生観念が変化しています。

当院を開業する際にも、衛生観念についてどうするか色々考えました。

そこで、今回は昔と変化してきた衛生観念について書いていきます。

 

◆院内は土足かスリッパか

病院や歯科医院において、昔はスリッパに履き替えるのが一般的だったのが、今は土足のところが増えているようです。

人が使ったスリッパを使うのは不衛生、靴の履き間違えがある、足が不自由な人は脱ぎ履きが大変、など様々な理由があるようです。

参考サイト:
CLIUS クリニック開業マガジン:クリニックの院内は土足とスリッパどちらにすべき?
https://clius.jp/mag/2022/09/05/clinic-dosoku-slippa/

 

 

当院でも開業の際、どうするか考えましたが、最終的には「土足」にしました。

その理由は以下の通りです。

 

・鍼灸マッサージを受ける方は足が不自由だったり、膝が痛い方も多く、入口で脱ぎ履きするのは大変

・スリッパは踵が固定されておらず、脱げそうになると転倒リスクがある

・ベッドがある部屋でイスに座って靴の脱ぎ履きができた方が安全

 

土足だと雨が降った時に院内が汚れるという考えもありますが、汚れにくい素材を使ったり、入口にマットを複数置いたり、こまめに掃除をすればよいと考えました。

患者さんができるだけ安全・快適に過ごすにはどうしたらよいかを考えての結論でした。

 


◆トイレに便座カバーをつけるか、つけないか

昔は座ったときに冷たさを感じないよう、また見栄えがよいので、便座カバーが付いているトイレが多かったと思います。

今は、ウォシュレット便座だと電気で温まりますので、冷たさは感じなくなりました。

むしろ、便座カバーが何かしらの理由で濡れてしまったときに、取り外しや交換が大変です。

便座カバーがなければ除菌シートで拭くだけで対応できます。

当院はウォシュレット便座を導入しているので、便座カバーは付けていません。

 

 

◆トイレの手拭きは布タオルか、ペーパータオルか、ハンドドライヤーか

昔はお店でも、トイレに布タオルがぶら下がっているところが多かったと思いますが、今ではほとんど見かけません。

やはり、人が使ったタオルや、濡れているものを触るのは不衛生と考えているのだと思います。

当院では、ペーパータオルを導入しています。

使い捨てですし、ハンドドライヤーよりも手軽で衛生面に優れていると考えています。

参考サイト:
衛生基準を高く保ちたい飲食業界・医療業界必見!トイレで使うのは、ハンドペーパー?ハンドエアドライヤー?ハンカチ?一番衛生的な方法とは?
https://tubeless.co.jp/%E8%A1%9B%E7%94%9F%E5%9F%BA%E6%BA%96%E3%82%92%E9%AB%98%E3%81%8F%E4%BF%9D%E3%81%A1%E3%81%9F%E3%81%84%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%83%BB%E5%8C%BB%E7%99%82%E6%A5%AD%E7%95%8C%E5%BF%85%E8%A6%8B/

 


今回は、昔と現代での衛生観念の変化について書いてみました。

これから先の時代も、衛生観念は変化していくと思いますが、その都度どうすべきか考えて、対応していきたいと思います。

 

子機がまた充電できなくなりました

先日、当院の電話機の子機の調子が悪くなり、電池パックを交換した話をしました。

ブログ:子機の電池パックを交換しました
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/replaced-batterypack-handset

ところが電池パックを交換した2日後に、再び子機が充電できなくなってしまいました。

 

 

考えられる原因は以下の3つのいずれかだと考えました。

①電池パックの初期不良
②充電器の故障
③子機の故障

もはや自分では解決できないので、家電量販店に子機と充電器を持っていきました。

試したことは以下の通りです。

・家電量販店の充電器で当院の子機が充電できるか?
→充電できなかった

・当院の充電器で家電量販店の子機が充電できるか?
→充電できた

この時点で、「②充電器の故障」でないことは分かりました。

あとは「①電池パックの初期不良」か「③子機の故障」ですが、これはメーカーで調べないと分からないとのことで、メーカーでの原因調査と修理見積りを依頼しました。

 

 

実は家電量販店に持って行ったのはゴールデンウイーク真っ只中とタイミングが悪く、メーカーが休みの期間のため原因調査と修理見積、さらにその後の修理まで二週間くらいかかるかもと言われました。これは待つしかありません。

ところが、家電量販店に子機を持参した二日後、早々に原因調査と修理見積の電話がありました。

原因は「子機基板の故障」で修理には8910円かかるとのこと。

ちなみに、子機を個別に購入すると15000円かかると言われたので、そのまま修理の依頼をしました。

 

 

その翌日の夕方、なんと「修理が完了して家電量販店で受け取る準備ができたので取りに来てほしい」と連絡がありました。

とても対応が早くてラッキーでした。

早速、子機を受け取りに伺い、修理後の子機の再登録を行いました。

修理後は以前と同じように充電できるようになりました。

前回のことがあるのでまだ安心できませんが、今のところ5日間は正常動作しています。

結局、原因は「③子機の故障」で、子機基板の交換後は正常動作することから「①電池パックの初期不良」でないことは確認できました。

しかし、最初に充電ができない時に電池パックを交換した意味があったのかは分からないままです。

もしかしたら、交換前の電池パックもまだ使えたのかもしれません。

とはいえ、せっかく正常動作しているものを、また古い電池パックに交換して10時間充電して動作確認するのも面倒なので、このまま使うつもりです。

念のため、古い電池パックは予備で取っておこうと思います。

今度こそ直ってくれると信じたいです。

 

子機の電池パックを交換しました

今回は当院で使っている電話機の話です。

先日から当院の電話機の子機の調子が悪くなりました。

 

 

まず、充電していると着信がないのに突然液晶部分が光って「ピッ」っと音が鳴り始めるようになりました。

常に光って音が鳴るわけではなく、光ったり、光らなかったりを繰り返します。

次に、充電器にセットしても何も反応しなくなりました。

通常は充電されるはずが、全く充電されません。

 

 

調べてみたところ、どうやら電池パックの寿命のようです。

この電話機は2019年6月から使い始めたので、約5年で電池の寿命となりました。

家の電話と違ってお店の電話は使用頻度が高いので、5年で電池の寿命というのは一般的なようです。

そこで、新しい電池パックを購入して交換しました。

 

 

この事象に気が付いて電池を注文してから届くまで4日間、なんとか子機の充電がもってくれて助かりました。

子機が使えない場合は親機で電話をとれますが、持ち運びできないですし、電話番号は子機に登録しているので、親機では着信相手の名前が表示されなくて不便なのです。

電池パックを取り替えた結果、また正常に使えるようになってよかったです。

次も5年くらいもってくれたらいいなと思います。

 

鍼灸マッサージを行うための環境も大切

前回、赤外線ライトや温める道具の話をいたしました。

https://nishigahara4-harikyu.com/blog/infraredlights-heating-tools/

今回は、鍼灸マッサージを行う環境の話をしたいと思います。

私は施術を行う際、

「鍼灸マッサージという施術行為だけで効果がある」

とは考えていません。

鍼灸マッサージを行うための環境も施術の効果に少なからず影響があると考えています。

 

 

いくつか要素をあげてみたいと思います。


◆清潔感

まず院内に入ってゴミが落ちていたり、散らかっていたりしたら、ここは大丈夫かな?という気持ちになると思います。

また、施術者が汚れた白衣を着ていたり、体臭があったりしても気になると思います。

トイレも、便器が汚れていたり、洗面台が水浸しだったり、ペーパータオルが散らばっていたりしたら気になります。

 


◆安心できる環境

隣のベッドで大きな声が聴こえたり、カーテンだけで仕切られている中でお肌を露出したり、といった環境では安心できないと思います。

逆に、鍵をかけられるような完全個室の逃げ場がない環境も安心できないかもしれません。

患者さんが安心して鍼灸マッサージの施術を受けるためには、ある程度の個室で安心感のある環境が必要だと考えています。

 


◆暑さ寒さや加湿除湿の対策

院内に入って、暑すぎたり寒すぎたりといった環境ではリラックスできないと思います。

また、施術中に体が冷えないようタオルをかけたり、手足を温めたりといった配慮も必要だと考えています。

 


◆衛生面の対策

枕に使うシートや、ベッドに敷くシーツは使い捨てのものを使用したり、マッサージで患者さんの肌を直接触らないよう手ぬぐいを使う、といった配慮が必要だと思います。

また、患者さんの施術以外にもベッドや胸当てを拭いたり、荷物かごやハンガーを拭いたりと、消毒設備も大切だと思います。

 


◆音楽

鍼灸マッサージの施術の場合、ラジオでパーソナリティがにぎやかに話したり、乗りのいい音楽が流れたり、といった環境はちょっと落ち着きません。

うるさいくらいなら、音楽がない方がマシかもしれませんが、何もないのもシーンとして寂しい感じがします。

患者さんが心地よさや落ち着きを感じる適度な音楽がいいかと思います。

 


とりあえず思いついたものをあげてみました。

まだほかにもあるかもしれませんが、大事なのは

「患者さんが安心できる環境で、心地よく施術を受けられるか?」

ということです。

「鍼灸マッサージはベッド一台あれば開業できる」などとよく言われますが、鍼灸マッサージの施術以前にまず適切な環境があるからこそ、施術の効果も出やすくなるのだと私は考えています。

赤外線ライトや温める道具の話

先日いらした40代の患者さん(以下Aさん)から言われた話です。

Aさんは、他の院で鍼治療を受けたことがあり、その時に楽になったため、当院でも鍼治療を希望されていました。

鍼を行う際、赤外線ライトを付けたら

「なんか背中が温かいですけど、これはどうやって温めているのですか?」

と聞かれました。

『鍼はどうしてもお肌を露出する必要があるので、お体が冷えないよう赤外線ライトを使って温めています』

とお答えしました。

 

 

Aさんはいくつかの院で鍼治療を受けたことがあるそうですが、赤外線ライトで温めてもらったことは一度もなかったようです。

私が鍼治療をしていた施術所や今まで施術を受けた鍼灸院では赤外線ライトがあるところが多かったですが、たまにないところもありました。

赤外線ライトがない場合はタオルをかけることが多いと思いますが、タオルのかけ方やタオルの重さによっては、鍼が刺激されて深く刺さってしまい患者さんが苦痛を感じることもあります。

ちなみに、当院では赤外線ライト以外にも、

・ベッドを温かくする電熱マット

 

・手足を温めるバリアホット

 

 

も併せて使用しています。

冬は寒くなりますし、夏でも冷房で体が冷えることはよくあります。

体が冷え切った状態だと筋肉も無意識に緊張して力が入ってしまうので、少しでも温かい状態、心地よい状態で施術を受けていただくことを考えています。

このことをAさんにお伝えしたら「色々と考えてやられているのですね」と喜んで下さいました。

鍼灸マッサージの施術以前に、まずは患者さんが安心できる心地よい環境が大切です。

次回は施術の環境のことを書きます。