ラジオ体操のすすめ

私は毎朝、ラジオを聴きながら開院準備をしています。

そのラジオでは、今はステイホーム週間だけど、少し体を動かしましょうということで、

8時過ぎから「ラジオ体操」が流れています。

音楽に合わせてやってみると、全身運動になってなんとなくいい感じです。

「外出できない分、家で体を動かさなきゃと言われるけど、何をしていいか分からない」

そんな方には、ラジオ体操がおすすめです。

もし立って行うのがきつい方は座ってもできます。

また、平日の9時55分からと、14時55分からNHKでやっている「みんなの体操」もよいと思います。

参考:ラジオ体操の動画
https://www.youtube.com/watch?v=feSVtC1BSeQ

もしよかったらお試しください。

体は「わたし」を映す間鏡である_アタマ言葉とカラダ言葉

身体技法研究者の甲野陽紀さんの書籍『身体は「わたし」を映す間鏡である』からのご紹介です。

本書の「アタマ言葉とカラダ言葉」の話が印象的でした。

「意識」と「注意」
「体感」と「実感」
「見る」と「視線を向ける」

など、ちょっとした言葉の違いで、身体の動きや安定感が変わるという話です。

例えば、「注意を向ける」は、身体の動きを滑らかに優位にするカラダ言葉。
「意識をする」は、計画を立てたり考えをめぐらすためのアタマ言葉。

意識という言葉は何かを見たり覚えたり、今までの前提を変える必要があるときに標準を合わせるべき一点を変更する目的で使うと効果がある。
それに対して、注意は、意識したことを受けて実行に移すときの言葉。

私はよく患者さんに「○○を意識して動かしてみてください」という言葉を使っています。

でも、実際に身体を動かす場合には、まず「意識」したうえで「注意を向ける」方が身体の動きが滑らかになる、というのが甲野陽紀さんの考えです。

声かけの言葉の微妙な違いによって身体の動きやすさにも違いが出る、ということを今まであまり考えたことがありませんでした。

私自身、まだそれほど実感できていないのですが、言葉の違いも考えながら患者さんへの声かけをしていこう

体は「わたし」を映す間鏡である_頭ではわかっているつもり

身体技法研究者の甲野陽紀さんの書籍『身体は「わたし」を映す間鏡である』からのご紹介です。

本書の「頭ではわかっているつもり」という話が印象的でした。

・頭ではわかっているつもりでも、あらためて一つ一つ身体を動かしながら突き詰めていくと、いかに「つもり」であったかを思い知らされることがある。実際に身体を動かすことで実践しながら掘り下げていくと、理解はより深まり、知識は洗練されていく。人に教わるのではなく、自分で発見していくことの情報量はとてつもなく大きいもの。

実際に患者さんに助言をするとき、言葉で伝えるだけでは分からない、うまく伝わらないことがよくあります。

一緒に身体を動かしながら、動かした感じの違いを患者さん自身で感じていただく。
どんなふうに感じるか、言葉にして表現していただく。

そうすると、次に似たような動きをするときに、以前との違いを感じやすかったり、動かしやすさの違いがより分かるようになっていきます。

そうやって自分の身体の変化に気づくことで、今日はここが動かしずらいかな、少しこのあたりにひっかかりがあるかな、といった異変を感じやすくなって、自分自身でも注意することができます。

いかに、患者さん自身に身体の感覚を感じてもらうか、そのあたりを意識しながら治療を行っていきたいと思います。

体の治癒力と心の治癒力

医師の黒丸尊治先生の書籍「心の治癒力をうまく引きだす」からのご紹介です。

本書の「体の治癒力と心の治癒力の関係」という話が印象的でした。

人は皆、自分を癒す力を持っています。

ちょっとしたケガや風邪をひいたときなど、何もしなくても治ってしまう力があり、これは体の治癒力が働いているからです。

また、何かしらの理由で悲しんだり、落ち込んだりすることについても、ある程度の時間が経過すれば少し落ち着いてきます。

これが心の治癒力で、体の傷と同様、自らの力で癒すことができるものです。

この「体の治癒力」と「心の治癒力」には密接な関係があります。

心がストレス状態になっているときは、体の治癒力が抑制され十分な力が発揮できないため、さまざまな身体症状が出現してきます。

一方、心が安心、安定したり、イキイキしている時は、体の治癒力を刺激、活性化して身体症状を軽減につながります。

要するに、心の状態が変化すれば、体の状態にも変化がおこるということです。

では、「心の治癒力」が働くにはどうすればよいか。

それには適切な「つながり」や「きっかけ」を与えることが必要です。

患者さんに、「この先生は私のことをちゃんとわかってくれた」と思ってもらえるような関わりや、「あっ、そうか」といった気づきをもたらすような一言が、心の状態に変化を及ぼすきっかけとなります。

逆に、「とらわれ」や「こだわり」があると、心の治癒力がうまく働かず抑制されてしまいます。

「とらわれ」や「こだわり」をうまく外し、適切な「つながり」や「きっかけ」を与えることで、本来の力を最大限に発揮できるようにしていくことが「心の治癒力」を働かせるうえで大事なことです。

鍼灸マッサージでは主に体にアプローチしていきますが、それと同時に患者さんの心にもアプローチすることで、体の治癒力を活性化する。

そんな治療をしていきたいと思っています。

そのため、現在、医師の黒丸尊治先生が主催する、ホリスティックコミュニケーションの実践セミナーを学んでいます。

参考:ホリスティックコミュニケーション
https://kuromarutakaharu.com/

ストレスの大きさは本人の受け取り方

医師の黒丸尊治先生の書籍「心の治癒力をうまく引きだす」からのご紹介です。

本書の「ストレスの大きさは本人の受け取り方」という話が印象的でした。

ストレス状態は以下のように表現することができます。

「ストレス状態 = ストレス刺激 * 本人の受け取り方」

「ストレス刺激」は、上司の傲慢な態度、試験の失敗、失恋、家族の神経質な態度などであり、相手があるものなので、変化させることは現実的には難しいです。

しかし、もう一方の「本人の受け取り方」を変化させること、これは十分に可能です。

例えば入学試験中、他の受験生が途中で退席したとする。それを見てどう受け取るか。

A:まだ半分の時間した経っていないのに、あいつはもうできたのか。自分はまだ半分しかできていないぞ。やばい。

B:難しい問題だから彼は諦めて退席したんだな。自分はもう半分もできているから大丈夫。

Aとして受け取った場合、焦りや不安を感じてストレス状態が高まります。
反対に、Bとして受け取った場合、気持ちが落ち着いてストレス状態も高まることはありません。

同じストレス刺激でも、受け取り方次第で、ストレス状態は大きく変化させることができるのです。



この「本人の受け取り方」は長年の人生経験からの思い込みや考え方によって決まってきます。

「本人の受け取り方」を変化させることで、心の治癒力が高まっていきます。

これは治療でも活用できると考え、現在、医師の黒丸尊治先生が主催する、ホリスティックコミュニケーションの実践セミナーを学んでいます。

鍼灸マッサージと併用して、患者さんの心の治癒力を高めていく。
そんな治療を目指しています。

参考:ホリスティックコミュニケーション
https://kuromarutakaharu.com/