介護施設での転倒予防運動のご案内

今年はコロナウイルス感染症拡大の影響で、外出する機会が減って筋力の衰えが気になる方もおられると思います。

そんな方を対象に、9月に北区の介護施設内で実施される転倒予防、筋力アップ体操をご案内いたします。

対象は以下の方々です。

・65歳以上で、医師から運動制限を受けていない方
・介護保険サービスを利用されていない方
・西ヶ原2~4丁目、滝野川1~2丁目にお住まいの方

体操を実施する日は以下の2日間です。

料金はどちらも無料です。

①9月4日 (金)13時30分~14時30分
運動指導員による転倒予防運動を行います。

②9月15日(火)14時00分~15時30分
おたっしゃ教室の説明+体験会です。
簡単なストレッチと筋力アップの体操を行います。

※ 現状、実施予定とのことですが、コロナウイルス感染症拡大の状況によっては延期または中止となる可能性もございますので、ご承知おき下さい。

指導する方は、運動特化型デイサービスのリハビリデイあすかで、運動指導をされている先生です。

私も非常勤スタッフとして約5年間、リハビリデイあすかに勤務して体操の様子を見ていましたが、座りながら、無理のない範囲で、ゆっくりと運動やストレッチをやっていきますので、運動や体操が苦手な方でも安心です。

参加をご希望の方は、以下にご連絡してお申し込み下さい。

①飛鳥晴山苑高齢者あんしんセンター(電話:03-3940-9175)

②北区健康福祉部 長寿支援課(電話:03-3908-9017)

運動不足で何かしたいと考えていらっしゃる方、よかったらご利用下さい。

 

ラジオ体操のすすめ

私は毎朝、ラジオを聴きながら開院準備をしています。

そのラジオでは、今はステイホーム週間だけど、少し体を動かしましょうということで、

8時過ぎから「ラジオ体操」が流れています。

音楽に合わせてやってみると、全身運動になってなんとなくいい感じです。

「外出できない分、家で体を動かさなきゃと言われるけど、何をしていいか分からない」

そんな方には、ラジオ体操がおすすめです。

もし立って行うのがきつい方は座ってもできます。

また、平日の9時55分からと、14時55分からNHKでやっている「みんなの体操」もよいと思います。

参考:ラジオ体操の動画
https://www.youtube.com/watch?v=feSVtC1BSeQ

もしよかったらお試しください。

体は「わたし」を映す間鏡である_アタマ言葉とカラダ言葉

身体技法研究者の甲野陽紀さんの書籍『身体は「わたし」を映す間鏡である』からのご紹介です。

本書の「アタマ言葉とカラダ言葉」の話が印象的でした。

「意識」と「注意」
「体感」と「実感」
「見る」と「視線を向ける」

など、ちょっとした言葉の違いで、身体の動きや安定感が変わるという話です。

例えば、「注意を向ける」は、身体の動きを滑らかに優位にするカラダ言葉。
「意識をする」は、計画を立てたり考えをめぐらすためのアタマ言葉。

意識という言葉は何かを見たり覚えたり、今までの前提を変える必要があるときに標準を合わせるべき一点を変更する目的で使うと効果がある。
それに対して、注意は、意識したことを受けて実行に移すときの言葉。

私はよく患者さんに「○○を意識して動かしてみてください」という言葉を使っています。

でも、実際に身体を動かす場合には、まず「意識」したうえで「注意を向ける」方が身体の動きが滑らかになる、というのが甲野陽紀さんの考えです。

声かけの言葉の微妙な違いによって身体の動きやすさにも違いが出る、ということを今まであまり考えたことがありませんでした。

私自身、まだそれほど実感できていないのですが、言葉の違いも考えながら患者さんへの声かけをしていこう

体は「わたし」を映す間鏡である_頭ではわかっているつもり

身体技法研究者の甲野陽紀さんの書籍『身体は「わたし」を映す間鏡である』からのご紹介です。

本書の「頭ではわかっているつもり」という話が印象的でした。

・頭ではわかっているつもりでも、あらためて一つ一つ身体を動かしながら突き詰めていくと、いかに「つもり」であったかを思い知らされることがある。実際に身体を動かすことで実践しながら掘り下げていくと、理解はより深まり、知識は洗練されていく。人に教わるのではなく、自分で発見していくことの情報量はとてつもなく大きいもの。

実際に患者さんに助言をするとき、言葉で伝えるだけでは分からない、うまく伝わらないことがよくあります。

一緒に身体を動かしながら、動かした感じの違いを患者さん自身で感じていただく。
どんなふうに感じるか、言葉にして表現していただく。

そうすると、次に似たような動きをするときに、以前との違いを感じやすかったり、動かしやすさの違いがより分かるようになっていきます。

そうやって自分の身体の変化に気づくことで、今日はここが動かしずらいかな、少しこのあたりにひっかかりがあるかな、といった異変を感じやすくなって、自分自身でも注意することができます。

いかに、患者さん自身に身体の感覚を感じてもらうか、そのあたりを意識しながら治療を行っていきたいと思います。

体の治癒力と心の治癒力

医師の黒丸尊治先生の書籍「心の治癒力をうまく引きだす」からのご紹介です。

本書の「体の治癒力と心の治癒力の関係」という話が印象的でした。

人は皆、自分を癒す力を持っています。

ちょっとしたケガや風邪をひいたときなど、何もしなくても治ってしまう力があり、これは体の治癒力が働いているからです。

また、何かしらの理由で悲しんだり、落ち込んだりすることについても、ある程度の時間が経過すれば少し落ち着いてきます。

これが心の治癒力で、体の傷と同様、自らの力で癒すことができるものです。

この「体の治癒力」と「心の治癒力」には密接な関係があります。

心がストレス状態になっているときは、体の治癒力が抑制され十分な力が発揮できないため、さまざまな身体症状が出現してきます。

一方、心が安心、安定したり、イキイキしている時は、体の治癒力を刺激、活性化して身体症状を軽減につながります。

要するに、心の状態が変化すれば、体の状態にも変化がおこるということです。

では、「心の治癒力」が働くにはどうすればよいか。

それには適切な「つながり」や「きっかけ」を与えることが必要です。

患者さんに、「この先生は私のことをちゃんとわかってくれた」と思ってもらえるような関わりや、「あっ、そうか」といった気づきをもたらすような一言が、心の状態に変化を及ぼすきっかけとなります。

逆に、「とらわれ」や「こだわり」があると、心の治癒力がうまく働かず抑制されてしまいます。

「とらわれ」や「こだわり」をうまく外し、適切な「つながり」や「きっかけ」を与えることで、本来の力を最大限に発揮できるようにしていくことが「心の治癒力」を働かせるうえで大事なことです。

鍼灸マッサージでは主に体にアプローチしていきますが、それと同時に患者さんの心にもアプローチすることで、体の治癒力を活性化する。

そんな治療をしていきたいと思っています。

そのため、現在、医師の黒丸尊治先生が主催する、ホリスティックコミュニケーションの実践セミナーを学んでいます。

参考:ホリスティックコミュニケーション
https://kuromarutakaharu.com/