何個覚えていますか?

認知症の検査方法の一つに長谷川式認知症スケールというものがあります。

長谷川式認知症スケールでは、今日の日付や今いる場所、簡単な計算、知っている野菜の名前など、いくつかの質問をするのですが、その中に3つの言葉を覚えておいてもらい、それをあとでまた聞くという質問があります。

 

 

ある講習でこの話をした際、講師の方が

「今から12個のものを見せますので、覚えて下さい。あとでまた聞きますよ」

とおっしゃって、順番に出していきました。(講師が出した順番は覚えていませんので順不同です)

 

・うちわ、ベル、くし、鏡、ボールペン、スプーン、財布、お守り、コースター、洗濯ばさみ、髪ゴム、ペットボトル

 

あとでと言いながら、それほど時間をおかず数分後に

「何個覚えていますか?覚えているものを書いてみて下さい」

と言われました。

 

 

懸命に思い出そうとしたのですが、なかなか出てきません。

結果は、、、

12個のうち、7個を書くことができました。

 

・うちわ、ベル、ペットボトル、くし、鏡、ボールペン、髪ゴム

 

これが多いのか少ないのかは分かりませんが、10個くらいは思い出せるかなと思っていたので、思ったよりも書けなかったことにびっくりしました。

試されているようでちょっと怖いかもしれませんが、たまには自分の記憶力を試してみるのもよいかもしれません。

40代になり、記憶力も少しずつ衰えていることを実感した経験でした。

 

 

シルバー人材センター

みなさんは「シルバー人材センター」をご存じでしょうか。

北区シルバー人材センターは、北区在住の高年齢者が働くことを通じて生きがいや生活感の充実を図ると共に、地域社会の活性化に貢献する組織です。(公益社団法人 北区シルバー人材センターホームページより引用)

http://www.kita-sc.or.jp/

 

 

公園の清掃、自転車駐車場管理、施設管理、児童交通誘導、室内清掃、育児支援、調理、着付けなど、様々な仕事をしています。

誰かにちょっとだけ何かを手伝ってほしい、そんな時に気軽に依頼できます。

「シルバー人材センター」で働く人は60歳以上の方で、仕事をしたいという方を募集しているそうです。

 

 

・週5回フルタイムで働くのは難しいけれど、ちょっとした仕事はしたい

・時間があるから、何か自分にできる仕事を探したい

・誰かの役に立ったり、人と話したりしたい

 

という方におすすめだと思います。

 

 

当院にいらっしゃっている患者さんの中にも「シルバー人材センター」の仕事をしている方がいます。

一日1時間~2時間くらいでも、何か仕事をして生きがいを感じたり、誰かの役に立ちたいと考えておられるそうです。

人生100年時代と言われている中、健康寿命を延ばす方法の一つとして適度に働くのもよいことだと思います。

 

 

はたらく細胞の動画

先日、テレビを見ていたら、「はたらく細胞」という漫画が紹介されていました。

 

 

これは、赤血球、白血球、血小板、キラーT細胞などの体内細胞を擬人化して、体の中で何が起きているのかを描いた物語です。

 

 

新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、出版社の講談社は厚生労働省の協力のもと「はたらく細胞」の動画を作成したそうです。

<はたらく細胞>
https://shonen-sirius.com/saibou-movingcomic.html
(2022年3月末までの無料配信です)


「新型コロナウイルス編」
「感染予防編」

 

 

細胞がどんなふうに人間の体を外敵から守っているのか、漫画を通して解説されていました。

体の中の細胞が擬人化されることにより、それぞれの細胞がどんな役割を持っていて、どのように働いているのか、より身近に感じることができると思います。

 

 

興味がある方はよかったらご覧下さい。

 

笑って生きれば、笑って死ねる

「笑って生きれば、笑って死ねる」という書籍からの紹介です。

笑って生きれば、笑って死ねる(知的生きかた文庫)
立川 らく朝

※ 立川らく朝さんですが、先日5/2に永眠されたとのことです。
 ご冥福をお祈り申し上げます。


「笑うことは健康によい」ということは色々なところで聞いたことがありますが、「具体的にどうよいのか?」が説明されているものは少ないと思います。

 

 

本書は、元医師で46歳から落語家になったという異色の経歴の著者が、具体的な研究結果やNK細胞などの免疫、βエンドルフィンやセロトニンなどの神経伝達物質を例にあげながら説明しているので、分かりやすかったです。

 

 

本書の結びに書かれている

「たとえコロナで世の中が激変しようとも、どんなにうつが増えようとも、時代に対応できない人たちの健康被害が社会問題化しようとも、笑いで解決できることは決して少なくなく、笑いが最後の切り札になる」

という考え方は重要で、何でも笑い飛ばしたり、笑っている人の周りには笑う人が集まる、というのは納得できました。

 

 

個人的には、「健康と幸せは同じなんじゃないか」という話が印象的でした。

どちらも明確な基準はなく、決定権は本人にある。

今できることや環境に感謝して、どんな状態でも健康な自分や幸せな自分を発見することが幸福感につながるという話はとても共感できました。

 

 

こころと身体の法則_ものごとがうまくいかない時

「こころと身体の法則」という書籍からの紹介です。

「こころと身体の法則」(PHP研究所)
ジョン・A・シンドラー、伊藤真 訳

現在では不定愁訴や心身症など、体の病気に心が大きく関係していることは広く認知されていますが、著者は、今から約70年前にすでに「体の病気の50%は心に起因する」という持論を提唱していました。

今回は、本書の「ものごとがうまくいかなくなってきたら」の話を紹介します。

ものごとがうまくいかないとき、イライラしたり、悔やんだり、人に当たったりすることはよくあると思います。

そんな時にどんな心構えで乗り越えるかが解説されていました。

まず、いつでも心にとどめておく言葉があります。

「いつでも落ち着いた、明るい考え方や態度をとろう。今、この瞬間も。」

この言葉によって、意識的に思考をコントロールします。

次に、望ましくない感情や気持ちを、入れ替えるようにします。

心配、不安、恐れ、落胆 → 落ち着き、勇気、決意、謙虚さ、明るさ

その際、表向きは、他人に対する優しさや笑顔、ちょっとしたユーモアなどで、気持ちを少しでも軽くすることが大事です。

そして、以下のような明るい気持ちを自分に言い聞かせることです。

落ち着き :「平常心でいこう」
謙虚さ  :「この逆境を潔く受け入れよう」
勇気   :「だいじょうぶ、まだまだいける」
決意   :「この敗北も勝利に変えてやろう」
明るさ  :「確かにやられた。でも終わりじゃない」
快活さ  :「それでも善意と誠意を失わず大切にしよう」

つらい時に明るい気持ちにするのはなかなか難しいと思いますが、起こった出来事に対して、どんな気持ちで向き合っていくのかが大切なのだと思いました。