電子書籍と紙の本は全く別物

日本講演新聞の記事からのご紹介です。

※ 2020年から、新聞の名前が「宮崎中央新聞」から「日本講演新聞」に変わりました。

宮崎中央新聞社のサイト
https://miya-chu.jp/

本新聞に紹介されていた「五感を使って読みたい本、ありますか?」の話が印象に残りました。

京都にミシマ社という出版社を起業した三島邦弘さんが、電子書籍と紙の本は全く別物という話をしていました。

 

 

電子書籍は、とにかく情報として中身を脳にインプットするために読む本。

紙の本は、表紙のデザイン、文字の書体や大きさ、1ページの行数などを考えて作られている。


また、本には紙の匂いがあり、ページをめくる指先の感触や音がある。
これら全部セットになっているから、五感全部を使って読む読み物。

 

 

つまり、即時性を求めるなら電子書籍で、五感を味わうなら紙の本で、ということです。

私は、電子書籍より紙の本の方が好きです。

本の重さやページをめくるドキドキ感、紙の手触りなどを感じることで、五感を使って脳に様々な刺激が入ります。

 

 

それら一連の行為を全て含めて読書というのだと思います。

とはいえ、ちょっとした文章を読むのなら電子書籍もありだと思いますので、うまく使い分けたいです。

 

目標は数字ではなくあり方

日本講演新聞(宮崎中央新聞社)の記事からのご紹介です。

宮崎中央新聞社のサイト
https://miya-chu.jp/

本新聞に紹介されていた、理念と仕組み研究所代表の加藤八十司さんの「目標は数字ではなくあり方」の話が印象に残りました。

 

 

アメリカのある大学が何人かの人に、「6ヶ月後」、「2年後」、「12年後」の目標を決めてもらい、二つのタイプに分ける調査をした話が紹介されていました。

一つは物質的目標をあげた人たち。
(2年後までに売り上げ○○にするなど)

もう一つは「あり方」を目標にあげた人たち。
(地域の人に笑顔になってもらいたいなど)

 

 

その結果、どうなったか。

物質的目標をあげた人たちは、目標を達成した・していないに関わらず、時間が経つにつれて幸福感が次第に下がる傾向が見られました。

一方、「あり方」を目標にあげた人たちは、目標を達成した・していないに関わらず、時間が経つにつれて前向きになり、人生における幸福感、充実感が次第に高まる傾向があったそうです。

 

 

このことから何が言えるのか。

自分が何に貢献して、何のためにやっているのかということが、幸福感と関係すると加藤さんはおっしゃっています。

 

この話の中で、長野県にある伊那食品工業の塚越顧問の名言が紹介されていました。

「利益は健康な体から出るウンチである」

 

 

みんなウンチをしようと思って食べているわけではなく、健康な体であればウンチは自然と出てきます。

つまり、他者や社会に貢献して幸せを先に渡すことで、その結果として自然と利益というものが出てくるという話です。

 

何か目標を立てようと思うと、ついつい目先の数字が気になってしまいます。

 

 

でも、「どうありたいのか」を目標にして、それが達成できるよう地道に励んでいれば、その結果として成果はついてくるのだと思います。

このことを忘れずに、「あり方」を目標にして、精進していきたいです。

 

 

三河のエジソン

日本講演新聞の記事からのご紹介です。

※ 2020年から、新聞の名前が「宮崎中央新聞」から「日本講演新聞」に変わりました。

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本新聞で小説家の森沢明夫さんが紹介していた

「指を失ったからありがとうと言われる人生になれた」

という、愛知県に住んでいて三河のエジソンと呼ばれている加藤源重さんの話が印象に残りました。

1991年3月、機械工として働いていた加藤さんは、機械の修理中の事故で、利き手である右手の5指を失ってしまいました。

そんな中でも、

「わしの右手は、使い勝手が悪くなってしまった。なんとか使いやすくしたいものだ。
故障した機械だって、使いにくい機械だって、工夫したり、直したりして、使いやすくしてきたじゃないか。できる。きっとできる。」

と自分を励ましました。

まず始めに作ったのは、右手の働きを助ける器具です。

使い慣れたハンマーもペンチもドライバーもスパナもうまく使えず、一度は挫折しそうになります。

しかし、そんな時には、頑張っている左手に「焦らなくてもいい、失敗したっていい、そのうちうまくできるさ」と働きかけながら楽しそうに作業を続けました。

作業を続けて6ヵ月後、ついに「万能フォルダー」という右手の働きを助ける器具が完成しました。

その後、同じように手が不自由な人に頼まれて、片手用で力がいらない、洗濯ばさみを開発することになりました。

「わしも怪我をする前は、体が不自由な人のことなど、気が付かなかったもの。でも、この手になって、今まで気が付かなかったことに気が付くんだ」

と、自分自身が不自由だからこそ気が付く着眼点があるのだと言っています。

この仕事をきっかけに、

「もし不自由を自由に変えられるなら、わしがいっぱい考えて、工夫することで、嬉しくなる人ができるなら頑張らないといけない」

と決心し、発明家への一歩を踏み出します。

その後も、

・持ちにくいものをしっかり固定できる「万能固定器」

・手の弱い人が使う「くるくるフォーク」

・洋服を着られない人のための「らくらくきられーる」

・足腰が不自由でも外出時のトイレに困らない「折りたたみ式便座イス」

・手や目が不自由な人のための「らくらくシャンプー」

など、不自由で困っている人のために開発した様々な作品が注目され、作った作品が発明大会のグランプリを受賞し、新聞やテレビでもたちまち放映されるようになり、ひっきりなしに依頼が舞い込むようになります。

それらは、全て依頼してきた「その人」のために作るもの。

「障害は一人ひとり違う、だから自助具もその人に合ったものでなければ意味がない」

という考えで一つひとつ実績を積み重ねて、いつしか「三河のエジソン」と呼ばれるようになったそうです。

本新聞の記事で、森沢さんがした

「もし右手が健在だったら、もっといろんな発明品が作れたんじゃないかと考えることもあるのではないですか?」

という質問の答えがまた素敵でした。

『全くありません。今はこの指のない右手にこそ一番感謝しています。ここに指がないからこそ、自分は人から「ありがとう」と言われる人生になれたんです」

参考文献:
三河のエジソン―障害を克服する自助具の発明家 加藤源重

日本講演新聞_学びと試行錯誤

日本講演新聞の記事からのご紹介です。

※ 2020年から、新聞の名前が「宮崎中央新聞」から「日本講演新聞」に変わりました。

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本新聞に紹介されていた、栄光学園数学科講師でいもいも教室を主宰されている井本陽久さんの「あそびの中には学びがいっぱい」に出てくる試行錯誤の話が印象に残りました。

「学び」とは、「きっとこうやればうまくいくだろう」と予測して、それを実際にやってみて失敗しまた考え直す、という繰り返しで、この繰り返しのことを「試行錯誤」といいます。

この試行錯誤には、ポイントが二つあるそうです。

一つ目は「失敗すること」です。

人はうまくいっている時は自分の考え方を問い直すことはしないので、うまくいっていない時こそ人は考え自らを問い直すからです。

二つ目は「自分のやり方でやる」、「自分の考え方で考える」ということです。

「こうなるんじゃないか」と自分で予測して、それがうまくいかなかった時は、「自分の考え方・やり方のどこが悪いのか」と振り返ることができます。

これが誰かに教えられたやり方でやった場合、うまくいかないとすぐネットや教科書でやり方を探したり、人に聞いたりしてしまいます。

自分のやり方でやらないと試行錯誤がなかなか起こらないという話でした。

この話を読んで、いかに試行錯誤が大事かを改めて認識しました。

失敗しながら何が悪かったのか考えて、また試してみる。

この繰り返しが学びとなって成長していくのですが、つい安易に検索したり、人に聞いたりしている自分に気が付きました。

自分で考えて、苦労して、失敗して、また考えるということを繰り返さないと、なかなか成長に繋がっていかないのだと思いました。

しっかり試行錯誤しようと改めて考えさせられました。

日本講演新聞_ペップトークの捉え方変換

日本講演新聞の記事からのご紹介です。

※ 2020年から、新聞の名前が「宮崎中央新聞」から「日本講演新聞」に変わりました。

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本新聞に紹介されていた、トレーナーズスクエア株式会社代表取締役社長の岩崎由純さんの「奇跡を起こす励ましの言葉」の話が印象に残りました。

スポーツの世界では、試合前のロッカールームで監督やコーチなどの指導者が

「さあ、いよいよ本番だ。力いっぱい頑張ってこい」

と激励のショートスピーチをして選手たちを送り出しますが、この前向きな背中に一押しのスピーチを「ペップトーク」といいます。

ペップトークには

①事実を受け入れる
②捉え方を変換する
③背中の一押しをする

という3つのステップがあるそうです。

大学生の寄せ集めでつくったアイスホッケーのアメリカ代表が、1980年のレークプラシッドオリンピックで金メダルを獲るまでを描いた映画「ミラクル」のコーチのスピーチが紹介されていたのですが、これが心に響きました。

 

偉大な瞬間は偉大なチャンスから生まれる。
お前たちのチャンスは今夜だ。
それをその手で掴みとるのがこの試合だ。
10試合戦えばソ連が9回勝つだろう。
ただこの1試合は、今日は違う。
必ずできる。
今夜は俺たちが世界で最も偉大なチームだ。
お前たちはホッケーをやるだけに生まれてきた。
今夜お前たちがここに来たのは運命だ。
そのときが来た。
ソ連の時代は終わった。
どこへ行ってもソ連はすごいという話ばかり聞かされ続けて、いい加減聞き飽きた。
彼らをひねりつぶせ。
時代はお前たちのものだ。さぁメダルを奪い取ってこい!

 

当時史上最強といわれていたソ連代表に勝ったこの試合は「氷上の奇跡」としてアイスホッケーの歴史に刻まれているそうです。

さすがにここまでの名スピーチを考えるは難しいのですが、、、

「捉え方を変換する」というのは誰かを励ましたり元気づけるのに役に立つと思いました。

「難しい」と言わず「やり甲斐がある」。

「ミスをするな」ではなく、「今の力で思い切りやってこい」。

こんな風にポジティブに変換する例が紹介されていました。

また、「悪かった点」を伝えるのではなく、「良くなる点」を伝えるというのもなるほどと思いました。

悪かったではなく、これから「良くなっていく」と伝えることで、ポジティブなイメージを持たせることができます。

「まだここが悪いですね」ではなく、「ここがもっと良くなっていきますよ」

こんな風に言われた方が、なんとなく良くなっていきそうな気がします。

ちょっとした言い回しでも、捉え方を変換して、前向きな気持ちになれるような声掛けができたらいいなと思いました。