中学生の患者さんのいまどき言葉

当院にいらしている中学生の患者さん。

いつも楽しそうに学校での様子をお話して下さいます。

さて、その際に言葉の意味が分からず、思わず聞き返してしまったことがあります。

皆さんは分かるでしょうか?


①誕生日に『えきたぶ』を買ってもらったんですよ

②『すいぶ』のメンバーでディズニーランドに行ってきました

③クラス替えしたら、『いつめん』が揃ったんです

④友達の『すきぴ』の話を聞くのが楽しいです


下の方に答えを書きましたので、気になる方はご確認下さい。

 

 

【答え】

①『えきたぶ』は液晶タブレットの略。

②『すいぶ』は吹奏楽部のこと。
 じゃあ水泳部はなんていうの?と聞いたら、うちの中学に水泳部はありませんとのことでした(笑)

③『いつめん』はいつものメンツのこと。これはなんとなく分かりました。

④『すきぴ』は好きな人のこと。(ぴは英語のpeopleが由来)


若者の言葉についていけるよう、しっかり意味を確認して覚えておきたいと思います。

 

営業電話の頻度

以前に何度か、営業電話に対するブログを書きました。

・最近の営業電話について
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/recent-businesstelephone/

・約束を装う営業電話について
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/pretending-promises-businesstelephone/

 

今まで、営業電話はどのくらいの頻度でかかってきているのか特に気にしていなかったのですが、たまたま件数を知る機会がありました。

 

 

当院では営業電話がかかってきた場合、断っているのに繰り返し電話をしてくる業者もあるため、その電話番号を着信拒否にしています。

先日、また営業電話があったので、着信拒否にしようとしたら

「着信拒否件数が上限の300件に達しました」

とメッセージが表示されました。

当院は開業して現在3年と11ヶ月です。(約4年とします)

4年間で300回ということは、1年間で75回、1ヶ月では6.25回となります。

つまり、1週間で1~2件かかってきていることになります。

 

 

個人的にはもっと頻繁にかかってきている印象でしたが、思ったより少なかったことが分かってちょっと安心しました(笑)

とりあえず今の電話機では300件以上の着信拒否ができないので、古くから着信拒否にしている電話番号を削除していこうと思います。

営業電話の対応を少なくできるよう、少しでも工夫していきたいです。

 

入れ歯が見つからない

先日、90代の一人暮らしの患者さんから聞いた出来事です。

ある日、夜寝ようと思ったら入れ歯を外すのを忘れたことに気付きました。

いつもなら、寝る前に洗面台のところで外して所定の場所に置いておくそうなのですが、この日は外すのを忘れてしまったそうです。

改めて洗面台に行って外すのは面倒だったので、ベッドの脇に置いてそのまま眠ってしまいました。

 

 

翌朝、起きて洗面台に行って入れ歯をつけようと思ったら、そこには入れ歯がありません。

「あー昨日はベッドの脇に置いたんだ」

と思い出し、ベッドのところに戻ってみるとそこにも入れ歯がありません。

ベッドの周りも探してみたそうですが、そこにも見当たりません。

探すのに疲れて、とりあえず朝ご飯を食べようとしても、入れ歯がないのでうまく嚙めません。

そのため、咀嚼できないまま飲み込むことになってしまいます。

 

 

その後も入れ歯を探したそうですが、見つかりません。

数日後、当院の受診日だったのですが、その時に入れ歯の話を聞きました。

その時点でもまだ見つかっていなかったのです。

患者さんは珍しく胃が痛いとおっしゃっていたのですが、この話を聞いて合点がいきました。

食べ物を咀嚼できず飲み込むことが続いたため、胃に負担がかかってしまったのだと思います。

さらに、入れ歯がないせいか滑舌も悪くなっていました。

咀嚼と胃の負担、滑舌のことを患者さんに説明し、さすがに何日もこの状態が続くのは良くないので、娘さんに電話して入れ歯を一緒に探してもらうことを提案し、それでも見つからなかったら歯医者さんで再度入れ歯を作ってもらった方がよいという話もしました。

また、ベッドの下はちょっと物が溜まっているそうなので、それを少し避けて再度探してみるとおっしゃっていました。

 

 

そして後日、、、

こちらの患者さんが来院した際に、開口一番

「入れ歯、ありました~!!」

と報告して下さいました。

ベッドの下の物の間に挟まっていたとのことで、娘さんに電話しなくても見つかったそうです。

入れ歯が見つかって一安心、胃の痛みも治ったとのことでした。

 


参考サイト:

日本臨床内科医会:「食道の不快な症状」
https://www.japha.jp/general/byoki/reflux-esophagitis.html

すこやかな毎日、ゆたかな人生Glico:食べ物をよく噛むと、なぜおなかにいいの?意外と知らない咀嚼の重要性
https://cp.glico.com/bifix/article/2017/09/29/post_94.html

鍼灸マッサージ学校の友人のHP修正依頼

先日、鍼灸マッサージ学校時代の友人から久々に連絡がありました。

彼は鍼灸整骨院を開業しており、時々近況報告をしている間柄です。

ちょっと相談があるということで、以下のような内容でした。

「ご相談なんですが佐藤さんってシステム系の事ってお分かりになりますか?
ホームページの修正をしたくログインはできるのですがどの様に操作をしていいのか分からず。」

 

 

私はシステムエンジニアだったので、ある程度は分かります。

ただ、私がエンジニアだったのは10年前なので、知らない技術が使われていたら分からないかもしれません。

そこで、

『ホームページを作ってもらった業者に問い合わせをするのが一番確実ですよ』

と伝えたところ、

「ホームページを作ってもらった業者がもう無くなってしまってて途方に暮れています。
診療時間を大幅に変えたのでそこだけでも変えたくて。佐藤さんがわかればと思ってメールしたのですが。」

なるほど、それは困った状況ですね。

ということで、お力になれるか分かりませんが、サーバーへの接続方法を教えてもらい中身を見てみました。

 

 

その結果、、、

HTMLという基本的な言語で作られており、以前に仕事でも使ったことがある言語でした。

私は自分のホームページもたまに修正しているので、これならできそうだと思い、無事に対応できました。

ついでに他にも何ヶ所か直したいと要望を頂いたので、全て対応しました。

ゼロから新規でホームページを作りたいと言われたら難しいですが、現状作ってあるページの内容を一部修正したいということであれば案外対応できるものです。

 

 

ちなみに、、、

プログラミングをご存知の方でないと分からないかもしれませんが、がっつりハードコーディングされていて、修正が面倒なケースでした。

例えば、営業時間や住所、電話番号といった共通の内容がどのページでも左端に表示される場合、プログラム上では一ヶ所にコードを書いてそれを読み込むようにすれば修正が発生した場合に対応しやすいのですが、すべての画面用のページに同じ内容が書かれているのです。

その結果、営業時間を修正しようとした場合、1ヶ所だけの修正では済まず、すべての画面ページの修正が必要となってしまうのです。

残念ながら、今回はそのハードコーディングのパターンでした。

参考:
ビズドットオンライン:ハードコーディング(Hard Coding)は初心者の証?回避方法を3分で解説する
https://it-biz.online/it-skills/hard-coding/

さて、今回は久々にエンジニアとしての仕事をしたのですが、報酬は今度会ったときに彼が食事をご馳走してくれることになりました(笑)

以前やっていた仕事も案外役に立つものだと実感した出来事でした。

 

患者さん同士の約束でひと悶着

今回は、患者さん同士の約束でひと悶着?あった話を紹介いたします。

#この話は言葉で話すと伝えやすいのですが、文章だとちょっとまわりくどくなってしまいました。

Aさん(93歳)は、私が訪問で伺っている患者さんです。

Bさん(90歳)は、当院に通って下さっている患者さんです。

AさんとBさんさんは古くからの友人関係です。

以下、

Aさんの言葉は『 』
Bさんの言葉は「 」
私の言葉は< >

で囲っています。

とある日、Bさんが当院へ来院した際、

「今日はこれからAさんの家に行ってくるのよ」

とお話していました。

何日か前に電話で話した際に、当院へ来た帰りにAさんの家に行く約束をしたそうです。

このお二人、コロナもあり、会うのはかなり久しぶりのようです。

 

 

さてその数日後、Aさんの家に訪問マッサージに伺った際に私が

<そういえば、先日BさんがAさんの家に行くと言ってましたが、ゆっくりお話できましたか?>

と聴いたら、Aさんは

『Bさん、来なかったのよ~。来るっていうから待ってたのに。そのあと連絡もないし、こっちからも連絡してないわ』

と怒っているご様子でした。

なるほど、Bさんに急用ができたのかなと思ってお話を聴いていました。

 

 

2週間後、再びBさんが来院したので、私が

<こないだAさんの家に行った時に、Bさんが来なかったとおっしゃっていたのですが、何かあったのですか?>

と聴いたら

「私は行ったわよ!ピンポンを10回以上鳴らしたのに、Aさん出てこないのよ。外から大声で呼んでもダメだったし、もう連絡していないわ」

と、Bさんも怒っていました。

 

 

なるほど、話を整理すると、

Bさんは予定通りAさんの家に行ったのですが、呼び鈴を鳴らしてもAさんが出てこない。
AさんはBさんが来たことは知らず、約束をすっぽかされたと思っている。

ということでした。

実は、Aさんは耳が遠くて高音が聴き取りにくく、電話や近くで話すのは大丈夫なのですが、呼び鈴が聴こえにくのです。

来客や宅配がある場合には、部屋の襖を開けておくと少し聴こえるそうで、私が訪問に伺う際にはそのようにしているのですが、Bさんが来る日は何時に来るかしっかり確認していなかったため、襖を開けていなかったそうです。

ちなみに、もし約束の日時に伺っても出てこない場合には私は電話をかけるのですが、Aさんはこの日は携帯電話を持っていなかったそうです。

二人とも結構頑固なので、2週間経っているのに意地を張って自分からは相手に電話しようとしません(笑)

 

 

そこで、私がBさんに

<もしよかったら、これから私がAさんに電話して事情を説明しますから、Aさんの都合がよかったら今日このあと、またAさんの家に行ってみませんか?>

と提案したところ、Aさんの都合がよければ行ってみるとのことでした。

そして施術後、私がAさんに電話して

・先日、Bさんは約束をすっぽかしたのではなく、行って呼び鈴を鳴らしたがAさんが出てこなかったそうです

・もしAさんの都合がよければ、この電話のあとBさんがもう一度伺うと言っていますが、どうですか?

と伝えました。

Aさんも大丈夫とのことで、再び会う約束が成立しました。

 

 

そしてその数日後、、、、

Aさんの家に訪問マッサージに伺った際に私が

<Bさんと会って、お話できました?>

と聴いたら、

『今度は来る時間が分かっていたから、ちゃんと呼び鈴が聴こえて会えたよ。なんか先生にまで迷惑をかけて悪かったわね~。』

とおっしゃっていましたので、ホッとしました。

些細なことからの行き違いで二人が不仲になっても悲しいので、電話一本でそれが仲介できたのならお安い御用です。

無事に会って久しぶりに直接お話ができて本当によかったなぁと思う出来事でした。