ひなちゃんの日常_何気ない声かけ

産経新聞に連載されている、南ひろこさんの漫画作品「ひなちゃんの日常」からの紹介です。

3歳の幼稚園児のひなちゃんと、その家族、友達、地域の人達との平和な日常を描いたほっこりする漫画で、いつも楽しみに読んでいます。

今回は、日常の些細な声かけの話です。

 

 

散歩中に転倒しそうになったおばあちゃん。

それに気づいたひなちゃんが

「だいじょうぶですか? きをつけてくださいね」

と優しく声をかけます。

 

 

ひさしぶりに優しい言葉をかけられたと喜ぶおばあちゃんに、娘さんが一言。

「娘の私だって同じこといってますけど?」

 

はい、確かに同じことを言っています(笑)

同じ言葉なのですが、伝わり方が全然違います。

 

 

相手のことを本当に気遣ってかける「きをつけてください」と

ただなんとなくかける「きをつけてください」。

同じ言葉でも、相手のことを親身に想ってかけた言葉は伝わり方が違うのだと思います。

 

 

私も何気なく声かけをしてしまうこともありますが、相手のことを想いやる気持ちを忘れないようにしたいです。

 

鍼灸マッサージの専門学校に通って思ったこと

2回に分けて、

①SEから鍼灸マッサージへの業種変更の決断理由

②鍼灸マッサージの専門学校に通って思ったこと

について書いていますが、今回は

「②鍼灸マッサージの専門学校に通って思ったこと」

について書きます。

 

 

2011年4月から、鍼灸マッサージの専門学校に通い始めました。

学校は3年間と決まっているため、3年目の2014年2月に国家試験を受けることになります。

クラスは62名の生徒がいて担任の先生もいました。

最年少は18歳、最年長は60歳、男女比は6対4で、男性がやや多かったです。

私は30歳でしたが、私の学年では男性は20代が多くて、女性は30代~40代の方が多かったです。

 

 

フルタイムで働いている人は少なく、多くの方がアルバイトをしたり学校からの奨学金をもらいながら通っていて、親からお金を援助してもらっている方もいました。

やはり学校に通うのにフルタイムで働くのは、職場としては難しいのかもしれません。

改めて、SEの仕事を続けさせて頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

ちなみに、スーツを着て学校に通っていたのは私を入れて二人だけでした。

 

 

30歳で専門学校に通って感じたのは「勉強することは案外楽しい」ということでした。

みんな年齢も違えば、やってきた仕事や、積み重ねてきた人生経験も違う。

座学と実技の授業があり、それぞれ中間テスト、期末テストがあって、成績が発表される。

そんな中、同級生が切磋琢磨しながら鍼灸マッサージの知識や技術を学んでいく。

就職してから「学校」のような集団教育を行う場での継続した学びの機会はなかったので、すごく新鮮に感じました。

 

 

中学、高校、大学ではなんとなく授業を受ける『受動的』な感じの学びでしたが、今回は自分で学費を払って、自分の意思で通っている『能動的』な学びです。
#ちなみに、学費は入学金も含めて3年間で500万円くらいかかりました。

しかも、学校だけではなく、日中は別の仕事をしています。

とにかく勉強に追われる毎日でした。

学校は月曜~金曜は18時~21時10分、土曜日は15時~21時10分だったので、休みは日曜・祝日だけでした。
#学校なので、夏休み、冬休み、春休みはあります。

 

 

こうして振り返ってみると、あっという間の3年間でした。

SEの仕事は32歳の2013年9月で退職しました。

その際、2013年3月の時点で半年後の9月に退職したい旨を伝え、できる限りの引継ぎをしたつもりです。

そして、10月からは鍼灸マッサージの治療院で働き始めました。

当然、今まで積み上げてきたキャリアはなくなり、ゼロからのスタートです。

 

 

2014年2月には国家試験があり、無事に合格することができ、専門学校も卒業しました。

学校に通っている間は日曜日、祝日、夏休み、冬休みに、学校を卒業してからは休みの日に、色んな治療院に施術を受けに行ったり講習会へ通いました。

これは、開業した現在でも続けています。

 

 

30歳からのスタートということもあり、少しでも早く技術を身につけたいと考えました。

思えば、20代のSEの頃は自分から積極的に、休みの日に講習会へ行ったりすることもほとんどなかったと思います。

SEの仕事が忙しい時は土曜、日曜も出勤することが多く、たまの休みに勉強をする気持ちになれませんでした。

しかし、30代で業種を変えたからこそ、そしてこの仕事を続けていこうと考えているからこそ、休みの日でも勉強しようという意欲を持っていられるのだと思います。

 

 

今回、2回に分けて私自身が業種を変えた経緯や、働きながら専門学校に通って資格をとることについて書きました。

私の経験が、似たようなことを考えている誰かの参考になれば幸いです。

 

SEから鍼灸マッサージへの業種変更の決断理由

当院にいらしている患者さんで、働きながら資格をとるために勉強したり、講座に通っている人が何人かいらっしゃいます。

一級建築士、公認会計士、介護初任者研修、宅建、公務員試験など、時間をかけて勉強しないと資格がとれないものもあり、業務時間外や休日に勉強している方もいらっしゃいます。

 

 

私自身も、日中にシステムエンジニア(以下SE)の仕事をしながら、夜間に「はり・きゅう・マッサージ」(以下鍼灸マッサージ)の専門学校に通って国家資格を取得しました。

「SEから、なんで鍼灸マッサージへ業種変更しようと思ったのですか?」

「仕事をしながら、夜間の学校に通うのって大変ではないですか?」

と、数人の患者さんから聞かれたことがあります。

 

 

そこで、2回に分けて、

①SEから鍼灸マッサージへの業種変更の決断理由

②鍼灸マッサージの専門学校に通って思ったこと

について、書きたいと思います。

今回は

「①SEから鍼灸マッサージへの業種変更の決断理由」

について書きます。


私がSEから、鍼灸マッサージへの業種変更を考えたのが26歳か27歳の頃で、決断したのが30歳になる年です。

まず、鍼灸マッサージを選んだのは、自分自身が頭痛と首肩こりで鍼灸マッサージの治療院に通っていたことが理由です。

 

 

SEの仕事も楽しくてやりがいがあったのですが、

・業務多忙による徹夜や休日出勤が多かった。20代、30代は体力があるのでまだよいが、40代、50代でも続けていけるか不安があった

・私の上の世代は団塊ジュニア世代で、社内的に昇進ポストが詰まっていて、将来的にどうなっていくか分からなかった

ということがありました。

 

 

鍼灸マッサージの仕事であれば、自分自身で体調を管理しながら、60代でも続けていけるのではと考えました。

そこで、まずはインターネットで通える範囲の鍼灸マッサージの学校を調べたり、学校に電話して資料を取り寄せたりしました。

しかし、業種変更は今まで積み上げてきたキャリアがゼロになってしまうこともあり、簡単には決断できません。

資料を取り寄せたものの、すぐに行動を起こすことはできず、数年間考えていました。

 

 

最終的に決断したのは30歳になる年だったのですが、その決め手になったきっかけはいくつかありました。

・年齢的にキリがよく、新しいことに挑戦するのによいと考えた

・新しいプロジェクトのメンバーが入って、今後のことを任せていけそうだった

・私が担当していたプロジェクトの業務が落ち着いて、定時で帰れる日が増えていた

 

 

これらの理由で、鍼灸マッサージの道に進むことを決断したのですが、仕事をどうするかが問題でした。

選択肢として、以下の2つの可能性がありました。

A:今のSEの仕事を続けながら、夜間に専門学校に通う

B:昼間に鍼灸マッサージ関係の仕事に携わりながら、夜間に専門学校に通う

Aの場合、職場に黙っている訳にも行かないため、事情を説明して17時に帰らせてもらう調整が必要です。

Bの場合、現時点ではまだ無資格ですし、一から仕事を覚えることになるため、当然収入は期待できません。

 

 

当時勤めていた会社の上司および担当していた業務先に事情を説明したところ、8時から17時まで勤務して、そのあとに18時から夜間の専門学校に通うことを了承して頂けました。

異なる業種の専門学校に行く訳ですから、将来的には職場を退職する予定であることも伝えました。

この時点では2年間は仕事を続けて、3年目のどこかで転職するつもりでしたが、絶対に職場に迷惑はかけないよう、半年前には退職の意思を伝えて、業務の引継ぎをしっかり行うことも約束しました。

 

 

鍼灸マッサージの専門学校に通う決断をした時点で、学費や生活費などの当面の資金は準備していましたが、それでもSEの仕事を続けられたことは本当にありがたかったです。

こうして、8時~17時はSEの仕事をし、18時~21時10分まで鍼灸マッサージの専門学校に通うことになりました。

 

 

学校に行き始めたのは30歳の2011年4月、東日本大震災が発生した年でした。

次回に続きます。

 

 

窓をすかす

先日来院されたご年配の患者さんから聞いた言葉です。

「最近、夜は窓をすかして寝ているのよ」

この「すかして」というのが分かりませんでした。

 

 

現代国語例解辞典[第二版]で「すかす」を引くと以下の意味でした。

透かす(空かす)
①穴をあけたり、まばらにしたりして、空間、空白ができるようにする。
②すきまや物を通して見る。

 

 

患者さんがおっしゃっていた言葉の意味としては、窓を少し開けることを「窓をすかす」と言うそうです。

 

 

辞典に載っている「開けて空間ができるようにする」のに近いのかもしれません。

どうやら方言のようですが、東海地方や四国の方で使われているようです。

また一つ勉強になりました。

 

 

◆引用サイト

・アナタはわかる?東海地区の方言大集合!
https://radichubu.jp/makozuba/contents/id=23270#:~:text=%E6%AC%A1%E3%81%AF%E5%B2%90%E9%98%9C%E3%81%AE%E6%96%B9%E8%A8%80%E3%82%922%E3%81%A4%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%80%8C%E5%B2%90%E9%98%9C%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8,%E3%81%AE%E6%97%A6%E9%82%A3%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8E%E3%81%AF%EF%BC%9F

・きまぐれ日記
http://fanblogs.jp/tomonariabc/archive/325/0

 

451ブックス

先日、ラジオを聴いていたら、工夫をこらした小さな本屋さんが紹介されていました。

その名も「451ブックス」。

 

 

岡山県にある小さな本屋さんです。

本との出会いを楽しむために、様々な工夫がされているそうです。

 

 

・どこに何の本がおいてあるか書いておらず、ジャンルがばらばらに並べてある


・棚だけでなく、階段の途中や棚の前にも乱雑に本が置かれている


・古本と新刊、洋書と和書も区別なく同じ棚にある


・絵本やリトルプレス(少部数発行の自費出版物)が多い


・取次を通さず、直接出版社から本を仕入れている(自分の好きな本だけを入れている)

 

特に絵本が多いようで、大人でも楽しめる絵本を数多く置いているそうです。

 

 

当初はネット販売だけだったそうですが、実店舗も必要と考えた店主の根木慶太郎さん。

そんな根木さんが作った、思いもよらない本との出会いを演出するための空間は、とても楽しそうだなと思いました。

岡山県なので気軽には行けませんが、いつか訪れてみたい場所です。

 

 

451 BOOKS
https://www.451books.com/

OTOMO OKAYAMA 「本を楽しむコツ」に出会える本屋さん
http://otomo.okayama.jp/otomo/kiji/007-2-2