先日、文京区にある「健康と医学の博物館」に行ってきました。
サイト:健康と医学の博物館
https://mhm.m.u-tokyo.ac.jp/
当館は、東京大学医学部・医学部附属病院の施設内にあります。
展示は、常設展、企画展、特別展に分かれています。
常設展は、160年にわたる医学部と医学部附属病院の業績と歴史の中で、特に有名がものが紹介されていました。手術の道具やカプセル内視鏡などもありました。
企画展は、現代の医学・医療の中で話題性があるものが紹介されていました。
特別展は、私が観に行った日はやっていませんでした。
今回の企画展は5つの小部屋に分かれていました。以下に簡単に紹介いたします。
①ロコモティブシンドローム、人工関節
ロコモティブシンドロームや人工関節の話が紹介されていました。
歩幅を測定する2ステップテストや、下肢の筋力を確認する立ち上がりテストなども設置されており、実際にやってみることができます。
立ち上がりテストでは「腕を組んで片足をあげた状態で立ち上がる」という項目があるのですが、イスの高さが低くなると立つのが大変で立ったあともバランスをとるのが難しく自分の老化を感じました(汗)
②感染症、寄生虫
目に見えないウイルスを大きくした模型や顕微鏡が置いてありました。
③糖尿病、腎臓病
糖尿病の食事療法や合併症、腎臓の役割などが紹介されていました。
④心臓や血管の病気
動脈硬化や人工心臓などが紹介されており、心臓の3Dシミュレーション映像や血圧計が置いてありました。
心臓のシミュレーション映像は3Dメガネをかけて鑑賞しましたが、血管から心臓への血液の動きがリアルで分かりやすかったです。
⑤大腸がん、乳がん、胃がん
日本人に多い3つのがんが紹介されていました。乳がん模型や内視鏡手術の機器が置いてあり、大腸の中の映像もありました。
そんなに広くないので、30分~1時間もあれば一通り回ることができました。同じ施設内にはカフェもあるので、疲れたら休むこともできます。
医学に興味がある方は楽しめると思います。