ボクはやっと認知症のことがわかった

ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言
長谷川 和夫、猪熊 律子

 

「認知症の方への接し方を多くの方に知ってほしい」

「大丈夫ですよ、そばにいるから安心してください、というメッセージを多くの方に届けたい」

自分が認知症になったことを公表した認知症研究の第一人者である長谷川先生の想いに胸が熱くなりました。

 

 

特に「パーソン・センタード・ケア」(その人中心のケア)という、その人らしさを尊重して、その人の立場に立ったケアを行うという考え方が印象的でした。
 
本書に紹介されていた「にっこり笑った女の子」の話はケアの原点だと思います。

 

 

認知症だからといって何も分からないわけではないのに、軽んじられたり、人格が失われて何も分からない人というような扱いを受けてしまうという話は本当につらいと思います。

認知症というものをしっかりと理解したうえで、病気や障害に目を向けるのではなく、「人を診る」という原点を忘れずにという姿勢を大切にしたいです。

 

 

以前のブログでも書きましたが、認知症サポーター養成講座も、認知症を理解する助けになると思います。
よかったら合わせてご覧下さい。

<認知症サポーター養成講座のブログ>
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/ninsapo1/
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/ninsapo2/

 


ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
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