産経新聞に掲載されていた記事からのご紹介です。
「100円の男の哲学」というダイソー創業者の矢野博文さんのコラムです。
(矢野博丈さんは2月12日にご逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます)
2024年2月27日の「21世紀は人間力の時代」という記事がとても印象に残りました。
引用元サイト:産経新聞
https://www.sankei.com/article/20240227-57PZVBKWSFMBBKGOMMDYX3DZ2E/
20世紀が「成長の世紀」なら、21世紀は「縮む世紀」だと考えており、「縮む世紀」の中でどう経営していくのか。
そのヒントとなるのが、消費者はモノの安さだけでは満足しなくなり、企業に新しいもの、つまり何らかの価値を求めるようになってきたという話です。
そこで必要になるのが経営者の「徳」や「優しさ」で、世の中のために頑張っている企業や経営者が評価される時代になったと矢野さんは語っています。
その好例として、大リーグの大谷翔平選手が試合中にグラウンドのゴミを拾う話があがっていました。
たんに安くて良いものを提供するだけではなく、
・どんな考え方でその事業を行っているのか
・事業以外にどんな活動をしているのか
・社会や地域の役に立っているのか
など、その人の人間力が問われているのだと思います。
今後、日本では少子高齢化が益々進み事業の規模が縮んでいく中、どんなことを考えていくべきなのか、勉強になりました。