先日、70代の患者さんと話をしていて聞いた言葉です。
「職場に新しいスタッフが入ったんだけど、とっぽい人なんだよねぇ。」
私は「とっぽい」という言葉の意味が分かりませんでした。
現代国語例解辞典[第二版]で「とっぽい」を引いたのですが、記載されていませんでした。
インターネットで検索したら、以下のような意味が出てきました。
・とっぽいとは「ずる賢い」「抜け目がない」という意味で明治時代には使われている言葉である。また、当時から粗暴という意味でも使われている。昭和時代には気障な人や不良じみた人、または双方を含む「気障で不良じみた人」という意味で使われるようになる。これらは「生意気」という意を含んで使われることが多く、直接「生意気」という意味で使われたこともあるが、どちらにしても現在では死語となっている。
引用元:日本語俗語辞書
http://zokugo-dict.com/20to/toppoi.htm
なるほど、現在では死語となっていて、あまり使われていない言葉なのですね。
昔はよく使われていたけれど、最近は使われない言葉というのもありますよね。
私が知っている言葉だと
「ナウい」
「半ドン」
などがありますが、使っている言葉によって年齢が分かってしまうこともあるようです(笑)