現在、医師の黒丸尊治先生が主催する、ホリスティックコミュニケーションの実践セミナーを学んでいます。
その学びの中から印象に残ったことや気付いたことを紹介します。
ホリスティックコミュニケーション
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問題解決の方向性と視点について、2回に分けて考えます。
今回は1回目で「問題解決の方向性」についてです。
問題解決というと、解決に向けて積極的に対処すべく具体的な対応策を考えるのが一般的だと思います。
ところが、つらい症状やストレスなどの問題の場合、すぐに解決することが難しい場合があります。
その場合、以下の2つの方向性で考えていくことも大事です。
①現状を維持する
②逃げる、やめる、諦める
①は、とりあえずは今のままでよしとして、変化の時を待つという考え方です。
大きな問題だと現状維持だけでも大変な場合もあり、いかに今の状態のままでいられるか、どうしようもないなりに耐え忍んでいくことも必要です。
また、状況が変わらなくても「今のままでも十分できている」と認識を変えるだけで、問題の見方が変わってくることもあります。
②は、退職、離婚、別れる、諦めるなど、自分を守るため、立ち直るために必要な考え方です。
完全に逃げなくても、一時的に逃げたり、一人になれる時間をつくる、といったことも含まれます。
この選択肢があることで、新たな一歩を踏み出すことができるような場合もあります。
積極的に問題解決の方向を考えることも大事ですが、ちょっと視点を変えて別の方向性で考えてみる。
そんなアプローチも必要だと思いました。