日本講演新聞の記事からのご紹介です。
※ 2020年から、新聞の名前が「宮崎中央新聞」から「日本講演新聞」に変わりました。
宮崎中央新聞社のサイト
https://miya-chu.jp/
本新聞に紹介されていた、栄光学園数学科講師でいもいも教室を主宰されている井本陽久さんの「あそびの中には学びがいっぱい」に出てくる試行錯誤の話が印象に残りました。
「学び」とは、「きっとこうやればうまくいくだろう」と予測して、それを実際にやってみて失敗しまた考え直す、という繰り返しで、この繰り返しのことを「試行錯誤」といいます。
この試行錯誤には、ポイントが二つあるそうです。
一つ目は「失敗すること」です。
人はうまくいっている時は自分の考え方を問い直すことはしないので、うまくいっていない時こそ人は考え自らを問い直すからです。
二つ目は「自分のやり方でやる」、「自分の考え方で考える」ということです。
「こうなるんじゃないか」と自分で予測して、それがうまくいかなかった時は、「自分の考え方・やり方のどこが悪いのか」と振り返ることができます。
これが誰かに教えられたやり方でやった場合、うまくいかないとすぐネットや教科書でやり方を探したり、人に聞いたりしてしまいます。
自分のやり方でやらないと試行錯誤がなかなか起こらないという話でした。
この話を読んで、いかに試行錯誤が大事かを改めて認識しました。
失敗しながら何が悪かったのか考えて、また試してみる。
この繰り返しが学びとなって成長していくのですが、つい安易に検索したり、人に聞いたりしている自分に気が付きました。
自分で考えて、苦労して、失敗して、また考えるということを繰り返さないと、なかなか成長に繋がっていかないのだと思いました。
しっかり試行錯誤しようと改めて考えさせられました。