当院に来る幼児の行動パターン

当院にいらっしゃる患者さんの中には、たまに小さいお子さんを連れて来られる方もいらっしゃいます。

つい先日も、2歳の子を連れて患者さんがいらっしゃいました。

その際のお子さんたちの行動パターンが似通っていたので、今回はその話をいたします。

 

 

当院に入ろうとするとその直前までニコニコしていたのが、私がドアを開けて挨拶すると一転して大泣きします。

その理由は私が白衣を着ていて、病院(クリニック)のように見えるからではないかと推測しています。(私の顔が怖いわけではないと思っていますが…)

2歳くらいですと、だいたい予防接種の注射をしていることが多いので、また痛いことをされるのではないかと感じて、それで

「ここには行きたくない!」

と強い意志表示をして大泣きするのでは思います。(本当の理由は分かりませんが…)

 

 

先日いらした子は、お母さんがベビーカーを中に入れようとするのを抑えて、必死に抵抗していました(笑)

その際、一緒にいらっしゃるお父さんかお母さんは、

『大丈夫だよ。今日は〇〇ちゃんじゃないからね~』

と言ってあやしますが、泣き続けます。

 

 

それでも、なんとか当院の中に入って頂いてお部屋にご案内します。
(初回の場合は、待合室で問診表をご記入いただきます)

お子さんには患者さんが持ってきたお気に入りのおもちゃやぬいぐるみが渡され、この時点で少し泣くのがおさまります。

その後、お子さんは床に座るか、ベビーカーに乗ったままか、どちらかの状態で、私は患者さんから話を聴きながら施術していきます。

この時点ではもうすっかり泣き止んでおり、施術中はおもちゃで遊んでるか、スマホで動画を見ていることが多いです。

 

 

どうしても泣いてしまったり、ぐずってしまう時は施術を中断して患者さんに抱っこしていただいたり、お菓子を食べたりします。

そして、施術が終わったあとは泣いていたことも忘れ、手を振ってバイバイをしてくれます。

すごいなぁと思うのは2回目に来た時です。

2回目では当院に入る時からもう泣きません。

この場所か、もしくは私のことを覚えていて、

「ここでは痛いことはされないから大丈夫」

と感じてくれているのだと思います。

2回以上来たことがあるのは5人くらいですが、今のところ同じパターンです。

当院は予約制で、患者さんが同じ時間に重なることはありません。

初めていらっしゃる時に大泣きしても誰にも迷惑がかかりませんので、ご安心下さい。

きっと2回目以降は泣かないでいい子にしてくれます。

 


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
お気づきの点や質問等ございましたら,どうぞご遠慮なくお聞かせくださいませ。

こんな症状の方が来院されています


関連記事


[カテゴリー]