何個覚えていますか?

認知症の検査方法の一つに長谷川式認知症スケールというものがあります。

長谷川式認知症スケールでは、今日の日付や今いる場所、簡単な計算、知っている野菜の名前など、いくつかの質問をするのですが、その中に3つの言葉を覚えておいてもらい、それをあとでまた聞くという質問があります。

 

 

ある講習でこの話をした際、講師の方が

「今から12個のものを見せますので、覚えて下さい。あとでまた聞きますよ」

とおっしゃって、順番に出していきました。(講師が出した順番は覚えていませんので順不同です)

 

・うちわ、ベル、くし、鏡、ボールペン、スプーン、財布、お守り、コースター、洗濯ばさみ、髪ゴム、ペットボトル

 

あとでと言いながら、それほど時間をおかず数分後に

「何個覚えていますか?覚えているものを書いてみて下さい」

と言われました。

 

 

懸命に思い出そうとしたのですが、なかなか出てきません。

結果は、、、

12個のうち、7個を書くことができました。

 

・うちわ、ベル、ペットボトル、くし、鏡、ボールペン、髪ゴム

 

これが多いのか少ないのかは分かりませんが、10個くらいは思い出せるかなと思っていたので、思ったよりも書けなかったことにびっくりしました。

試されているようでちょっと怖いかもしれませんが、たまには自分の記憶力を試してみるのもよいかもしれません。

40代になり、記憶力も少しずつ衰えていることを実感した経験でした。

 

 


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
お気づきの点や質問等ございましたら,どうぞご遠慮なくお聞かせくださいませ。

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