認知症の検査方法の一つに長谷川式認知症スケールというものがあります。
長谷川式認知症スケールでは、今日の日付や今いる場所、簡単な計算、知っている野菜の名前など、いくつかの質問をするのですが、その中に3つの言葉を覚えておいてもらい、それをあとでまた聞くという質問があります。
ある講習でこの話をした際、講師の方が
「今から12個のものを見せますので、覚えて下さい。あとでまた聞きますよ」
とおっしゃって、順番に出していきました。(講師が出した順番は覚えていませんので順不同です)
・うちわ、ベル、くし、鏡、ボールペン、スプーン、財布、お守り、コースター、洗濯ばさみ、髪ゴム、ペットボトル
あとでと言いながら、それほど時間をおかず数分後に
「何個覚えていますか?覚えているものを書いてみて下さい」
と言われました。
懸命に思い出そうとしたのですが、なかなか出てきません。
結果は、、、
12個のうち、7個を書くことができました。
・うちわ、ベル、ペットボトル、くし、鏡、ボールペン、髪ゴム
これが多いのか少ないのかは分かりませんが、10個くらいは思い出せるかなと思っていたので、思ったよりも書けなかったことにびっくりしました。
試されているようでちょっと怖いかもしれませんが、たまには自分の記憶力を試してみるのもよいかもしれません。
40代になり、記憶力も少しずつ衰えていることを実感した経験でした。