1日1話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書(致知出版社)
藤尾秀昭
各分野で成果をあげている経営者やスポーツ選手、医者、音楽家など、365人の著名人の仕事や生きていくことに対する信念を紹介した一冊です。
本書に紹介されている方々の言葉は胸に響くものが多く、特に「感謝」、「謙虚」、「忍耐」、「素直」、「挨拶」、「恩」、「縁」といった言葉が多く登場するのが印象的でした。
何かを為すには時間がかかるし忍耐が必要。
そのうえで挨拶をしっかりして、素直で謙虚な気持ちをもち、感謝を忘れない。
さらに恩や縁を大事にする。
そんな想いが伝わってきました。
また、経営者に特に多かったのが皆「運がよい」と思っていることです。
自分の不運や不満を嘆くのではなく、
・こんなことに気が付いて私は運がよい
・この人と出会えてよかった
・このピンチがあったから今がある
など、自分は運がよい、恵まれていると考えることがいかに大事なことかよく分かりました。
多くの出会いや縁、支えがあって、今の私があります。
感謝の気持ちや謙虚さを忘れずに、精進したいです。
1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書