今回は患者さんから伺った企業の福利厚生の話をいたします。
一般的な福利厚生というと、健康保険・厚生年金、雇用保険・労災保険、独身寮の整備、保養所の利用、社員旅行、企業内マッサージ、映画や施設の割引利用などがあると思います。
上記以外に、患者さんから伺ったユニークな福利厚生を紹介いたします。
◆設備投資・健康投資
ある人材派遣の企業では、年間2万円以内で、仕事の設備投資や自分の健康投資に使うことができるそうです。
例えば、テレワーク用のイスやマウスパッドを購入、またスポーツジムや鍼灸マッサージに行くというのもOKだそうです。
→テレワークになって自宅の環境を整える必要性から、このような福利厚生が増えているかもしれません。
ジムや鍼灸マッサージでも適用されるというのが素晴らしいと思います。
◆外食手当て
複数店舗を運営する飲食店にお勤めの方のは、月5000円以内で外食手当てがつくそうです。
他の店に行って、食事やサービスを体験することが、自分自身の勉強になるという考えからだそうです。(同じ店に何度も行くのはダメだそうです)
→他のお店のよいところは真似して、悪いと思ったところは反面教師にする。そんな気づきの機会が得られる素晴らしい福利厚生だと思います。
私が鍼灸マッサージ院に勤めていたときにも、「月5000円以内で他院で鍼灸マッサージを受けられる」なんていう福利厚生があれば、勉強のために積極的に利用していたと思います。
◆禁煙手当
学校教材を扱うある企業では、タバコを吸わない社員に月5000円の手当てが出るそうです。
タバコを吸う人は「ちょっと一服」と休憩が多く、仕事に集中できないことが多いという理由からこの手当ができたそうです。
→タバコを吸っていてやめた人だけではなく、元々吸わない人にも支給されるというのがよいと思います。
最近は分煙がすすんでいますが、昔は職場内でタバコを吸うのも当たり前の時代もありました。
私はタバコを吸わないですし、タバコの煙も苦手なのでこの制度があれば嬉しいです。