「養生のヒント」からのご紹介です。
養生のヒント(KADOKAWA)
五木寛之 著
今回は第二章の中の「腰は曲げない」からのご紹介です。
著者は昔から腰痛があるそうですが、それを治さず「出さないようにする」ことを考えているそうです。
病気と共生して、表に出ないように、なだめながら暮らしていくのが大事だということです。
その中でも大事なことは「腰は絶対に曲げない」ということ。
物を拾うときも、体を直立させたまま膝をゆっくりと揃えて曲げていく。
腰痛を出さないようにするために、重いものを持ち上げるときも
「今から重いものを持つよ。準備はいいか」
と体に告知すると書かれていましたが、非常に大切なことだと思いました。
かがむときは、股関節から曲げていって背骨はまっすぐにしてままにする。
または膝を曲げてしゃがんだ状態でものを拾う
ちょっとした心がけで腰痛の予防になります。
養生のヒント