産経新聞に掲載されていた記事からのご紹介です。
「ストレスは友に話して不安を離す」
直球&曲球というコーナーで脚本家・作家の中江有里さんのコラムに出ていた言葉です。
緊急事態宣言で会えなくなっていたお母様が亡くなって、様々な準備や手続きなどを終えてホッとしていたところに心の疲れが現れてきました。
突然不眠になって、食欲が失せて、気分が晴れなくなってしまったそうです。
そんなとき、友人に自分の不安やストレスを吐き出すように話すと、その時には心が軽くなったという内容でした。
よく分からない不安をそのまま口に出して発散する。
「話す」ことは「離す」(放す)ことだと聞いたことがあると書かれていました。
誰かに自分の想いを話すことで、心が軽くなって抱えている想いやつらさを少しだけ手放すことができる。
当院にも、不安や悩み、悲しみ、孤独など、多くの心配事を抱えた方々がいらっしゃいます。
そんな時、少しでもそれを手放す手助けができるような、そんな場所にできたらいいなと思いました。