今回は値上げの話です。
先日、行きつけの洋食屋さんに行った際、いつも注文する定食の値段が50円値上げしていました。
理由は特に書かれていなかったのですが、このご時勢ではしょうがないのかもしれません。
「値上げ」と聞くと本例のように一般的には値段が上がることを想像しますが、価格はそのままでサイズや内容量を減らすという実質的な値上げも行われており、それを「シュリンク(縮む)」と「インフレーション」を組み合わせてシュリンクフレーションと言うそうです。
スナック菓子やレトルト商品、缶コーヒーや牛乳、石けんやシャンプーなど、様々な商品で行われています。
参考サイト:内容量が減った商品wiki
https://shrinkflation.info/index.php
そういえばスナック菓子を食べた時、以前より明らかに内容量が減少していて、あれ?と思った経験があります。
消費者が価格に敏感になっている現在の社会情勢において値上げしにくいという考えから、このような手法が行われているのだと思いますが、あまり知られていないかもしれません。
個人的には、こっそり内容量やサイズが減っているよりも、
「値上げしました」
と言われた方が誠実だとは思いますが、その商品・サービスの内容や値上げ幅によっては、お客さんが離れてしまう可能性もあるため、値上げするか、内容量・サイズを減らすかの判断は難しいところだと思います。
今後は、価格の変化だけではなく、内容量や品質の変化にも意識を向けたいと思いました。