先日、新宿区の鍼灸院へ治療を受けに行ってきました。
今回の主訴は、右上腕にたまに痛みが出ることと、それに伴う右背中の張りでした。
忙しい日が続くと今回のような症状が出ることがあります。
他の人の施術を受けるのも勉強だと考えているので、今回も色々と探してみました。
参考:私がどうやって治療院を選ぶか
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/choise-treatment-clinic
施術は以下のような手順でした。
①問診で主訴を確認
②座位で首、肩、腰の張り具合を確認
③うつ伏せで腰にホットパックを置きながら、足裏にお灸
④うつ伏せで後頭部に置鍼
⑤うつ伏せで接触鍼
⑥うつ伏せで首と仙骨に置鍼、背骨の周りに刺鍼
⑦うつ伏せで肩甲骨周りに刺鍼、下肢をマッサージ
⑧うつ伏せでふくらはぎに刺鍼、肩背部をマッサージ
⑨右側臥位で首、右上腕~前腕部に刺鍼、右肩~右腕のストレッチ
⓾仰向けで右上腕~前腕部に刺鍼
⑪施術後に、このあとの過ごし方の注意事項の紙とお茶を頂いた。
私が気になった点は以下の通りです。
・うつ伏せで腰にホットパックを置きながら、足裏にお灸
寒い日だったので、最初に腰にホットパックを置いて足裏をお灸で温めるのが気持ちよかった。
私もベッド上のマット、ホットパック、赤外線を使って患者さんの体を温めているが、改めてその必要性を感じた。
・うつ伏せで接触鍼
これはとても斬新だった。
金属でできた楕円のような道具を使って、皮膚に直接ではなく服の上から体全体をさすっていくのが心地よかった。
いきなり鍼をされるのは抵抗があるため、このように事前に体への刺激があると、そのあとの刺激も受けやすくなると思う。
私の場合は、あん摩マッサージ指圧でそれを行っているが、このようなやり方もあるのだと勉強になった。
さて、施術後ですが、右上腕は楽になっていたのですが、首の右後ろから横にかけて、かなり重い感じが残りました。
(施術前は首はほとんど気にならなかったので違和感が強かったです)
施術の翌日も前日の8割くらいの重だるい感じが残っていて、不快感が強かったです。
(不快感が強かったので、自分で右首に置き鍼をしました)
翌々日も3割くらい重だるい感じが残っており、今回の施術は刺激過剰だったのだろうと思います。(5日後にはほとんど戻りました)
この経験はとても勉強になりました。
私自身、患者さんに同じ経験をさせてしまっていた可能性があるからです。
施術後、再び患者さんが来て下さらないと、その後の経過がどうだったのかを把握することができず自己満足で終わってしまいます。
今回自分自身が経験したことを教訓にして、今後の施術に生かしていきたいと思います。