粗食のすすめ

粗食のすすめ (新潮文庫)
幕内 秀夫 著

 

○○を食べて痩せるとか、肉はスタミナ源とか、牛乳はカルシウムが豊富とか、栄養素の迷信を信じてきた現代人。

本書は各食品の具体的な栄養価のデータをもとに、このような誤った考えを真っ向から否定し、日本の伝統食こそが日本人にとってもっとも合った食生活だという考え方を述べているのですが、説得力があって共感できる部分が多かったです。

 

 

また、「食生活はシンプルがベスト」という考え方をもとに粗食を進めており、食生活を改善するためには、

 「ご飯をしっかり食べる」
 「パンの常食をやめる」
 「副食は季節の野菜を中心にする」
 「みそ汁、漬物、納豆などの発酵食品をきちんと食べる」

など、具体的な改善策が記載されており大いに参考になりました。

 


粗食のすすめ (新潮文庫)

【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
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