先日、鍼灸マッサージ学校時代の友人から久々に連絡がありました。
彼は鍼灸整骨院を開業しており、時々近況報告をしている間柄です。
ちょっと相談があるということで、以下のような内容でした。
「ご相談なんですが佐藤さんってシステム系の事ってお分かりになりますか?
ホームページの修正をしたくログインはできるのですがどの様に操作をしていいのか分からず。」
私はシステムエンジニアだったので、ある程度は分かります。
ただ、私がエンジニアだったのは10年前なので、知らない技術が使われていたら分からないかもしれません。
そこで、
『ホームページを作ってもらった業者に問い合わせをするのが一番確実ですよ』
と伝えたところ、
「ホームページを作ってもらった業者がもう無くなってしまってて途方に暮れています。
診療時間を大幅に変えたのでそこだけでも変えたくて。佐藤さんがわかればと思ってメールしたのですが。」
なるほど、それは困った状況ですね。
ということで、お力になれるか分かりませんが、サーバーへの接続方法を教えてもらい中身を見てみました。
その結果、、、
HTMLという基本的な言語で作られており、以前に仕事でも使ったことがある言語でした。
私は自分のホームページもたまに修正しているので、これならできそうだと思い、無事に対応できました。
ついでに他にも何ヶ所か直したいと要望を頂いたので、全て対応しました。
ゼロから新規でホームページを作りたいと言われたら難しいですが、現状作ってあるページの内容を一部修正したいということであれば案外対応できるものです。
ちなみに、、、
プログラミングをご存知の方でないと分からないかもしれませんが、がっつりハードコーディングされていて、修正が面倒なケースでした。
例えば、営業時間や住所、電話番号といった共通の内容がどのページでも左端に表示される場合、プログラム上では一ヶ所にコードを書いてそれを読み込むようにすれば修正が発生した場合に対応しやすいのですが、すべての画面用のページに同じ内容が書かれているのです。
その結果、営業時間を修正しようとした場合、1ヶ所だけの修正では済まず、すべての画面ページの修正が必要となってしまうのです。
残念ながら、今回はそのハードコーディングのパターンでした。
参考:
ビズドットオンライン:ハードコーディング(Hard Coding)は初心者の証?回避方法を3分で解説する
https://it-biz.online/it-skills/hard-coding/
さて、今回は久々にエンジニアとしての仕事をしたのですが、報酬は今度会ったときに彼が食事をご馳走してくれることになりました(笑)
以前やっていた仕事も案外役に立つものだと実感した出来事でした。