先日、テレビ東京のカンブリア宮殿という番組で紹介された
「廃業寸前から業界トップへ! サーモス 復活の舞台裏」
に出てきたサーモスの独自戦略の話がおもしろかったのでご紹介します。
テレビ東京のカンブリア宮殿のサイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2022/0623/
サーモスはステンレス魔法瓶の技術を使った製品を作っている会社です。
競合メーカーとの戦いに勝てない期間が長く続きましたが、別メーカの真似をするのではなく、独自性を見出していくことで活路を開きました。
ステンレス魔法瓶のパイオニアとして、ワンタッチタイプのスポーツボトルを発売したことで、一家に一本だった水筒を、一人一本にすることに成功し、それからも様々な独自製品を生み出しています。
ブランドコンセプトは、
「おいしさ・なるほど・サーモスマジック」
というもので、どんどん新しいことにチャレンジしていくことを大事にしています。
社長の片岡さんは、失敗することよりも挑戦しなくなる方が怖いと話していたのが印象的でした。
「失敗するな」では、ヒット商品は生まれず、失敗から何を学ぶかが重要だとおっしゃっていました。
また、「新しいものを生み続けるのに大切なことは?」という質問に対して、
アンテナを張ること、他社の商品ではなく消費者をしっかり見てモノづくりを行うこと、と答えていました。
私も新しいことにチャレンジすることや、失敗から学ぶ姿勢を見習いたいと思いました。