「効率の悪い業界に変革を! 「ラクスル」急拡大の秘密」

先日、テレビ東京のカンブリア宮殿という番組で紹介された

「効率の悪い業界に変革を! 「ラクスル」急拡大の秘密」

に出てきたラクスルの話がおもしろかったのでご紹介します。

 

テレビ東京のカンブリア宮殿のサイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2022/0602/

 

ラクスルは、チラシやポスターを手軽に作製できるサービスです。

 

 

ラクスルのビジョンは

「仕組みを変えればもっとよくなる」

というもので、古い産業の中にインターネットを持ち込んで産業のあり方や構造を変えて非効率な業界に変革を起こすというものでした。

 

 

その具体的な手法はまず現場に行って課題を理解することから始まり、その課題をインターネットという武器を使ってどう解決していくかを考えるというものです。

印刷業界であれば、印刷機の空きが出ることや、小さい仕事を請けにくいという課題に対して、あえて小さい仕事をたくさん集めて「空き時間」や「生産方法」を改善し効率的に印刷をすることで、ラクスル、印刷会社ともに収益を出せる仕組みを考えました。

 

 

その結果、個人や中小企業でもチラシやポスターを簡単に安く作れるようになり、効率の悪かった印刷業界に変革を起こしました。

ペーパーレスが進んで印刷需要が減少していく中で、新規参入者が少なくイノベーションが起きにくいところに目をつけて業務改善を生み出したのは素晴らしいことだと思います。

また、印刷業界にあった課題が運送業界にもあり、同じように解決できると考え「ハコベル」という配送依頼を空いている会社に適切に依頼して最適化するサービスも人気です。

それ以外にも、テレビCMの効果を見える化した「ノバセル」というサービスもあります。

 

 

ラクスル社著の松本恭攝さんはこう言っていました。

「人の限界は能力によって決まるのではなく、想像力によって決まる。想像できることは実現できる。」

ゼロからイチを生み出すという考え方が起業家としての原点になっているそうです。

私自身も当院のパンフレットを作る際、ラクスルのサービスを利用したことがあり、とても助かりました。

早くて安くて簡単にできる便利なサービスをどうやって作り上げたのか、勉強になりました。

 

 


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
お気づきの点や質問等ございましたら,どうぞご遠慮なくお聞かせくださいませ。

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