今回は産経新聞に出ていた伊藤忠商事の初心の話を紹介します。
今はコロナウイルス感染症により、多くの商いが苦しい状況です。
そんな状況の中、「商い」とは何かを改めて考えるきっかけになりました。
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初代の名前は伊藤忠兵衛。
商いをしていく中で、商いとは何かを学んでいく。
ただ物品を届けるだけではない。
求められるものを、求められる人に、求められる形でお届けすること。
やがて生まれる信頼、喜び、満足。
その先にある、何かもっと尊いもの。
全ての人々の役に立ち、世の中全体のしあわせにつながる営み。
それが商いの尊さなのだと。
商売は菩薩の業、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの。
今の言葉で「売り手よし、買い手よし、世間よし」つまり「三方よし」の起源となった商いの心。
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私がやっている、はり・きゅう・マッサージも、商いです。
売るのは「もの」ではなく「サービス」です。
サービスは、品物ではなく形にないものです。
技術、知識、健康、触れ合い、言葉、癒し、笑顔、真心、誠意、感謝、感動など、多くのものが詰まっています。
このサービスを届けることにより、信頼、喜び、満足、そして「何かもっと尊いもの」が生まれていく仕事です。
たった一人でも、「来てよかった」とご満足いただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることができたらいいなと思います。