産経新聞に掲載されていた記事からのご紹介です。
現在、お粥ブームが到来しているという記事でした。
記事によると、2018年9月~2020年9月の2年間で、都内でお粥を提供する店舗が1.6倍に増えたそうです。
お粥というと、体調が悪いときに食べる消化のよい食べ物というイメージがありますが、最近では具だくさんでメニューの種類も多くなってきているようです。
また、「粥有十利」(しゅうゆうじり)といって、お粥には10のよいことがあるそうです。
粥有十利という考え方は、道元禅師自身が『摩訶僧祇律』という仏典から引用していて、具体的には次に挙げる10項目を指しています。
一、【色】体の血つやが良くなり
二、【力】気力を増し
三、【寿】長命となり
四、【楽】食べ過ぎとならず体が安楽になり
五、【詞清辯】言葉は清く爽やかになり
六、【宿食除】前に食べたものが残らず胸やけもせず
七、【風除】風邪を引かず
八、【飢消】消化よく栄養となって飢えを消し
九、【渇消】のどの渇きを止め
十、【大小便調適】便通も良い
引用元サイト:
https://www.gentosha.jp/article/2661/
寒さが増すこれからの季節にぴったりのお粥。
コロナ太りを気にしている方や、体を温めたい方におすすめです。