森川すいめい_困っているひとは今、即、助ける

その島のひとたちは、ひとの話をきかない(青土社)
精神科医、「自殺希少地域」を行く

森川すいめい

 

「困っているひとは今、即、助ける」の話が印象に残りました。

ひとの支援をするときに、上手な支援者ともう一歩工夫をした方がよいと感じる支援者とがいる。

上手な支援者は困っている相手に対して、「どうしますか?」と相手の言葉による返事に答えを委ねるようにはあまり聞かない。

「こういうのがいいと思うんだけど、どう?」と聞く。

相手がNOと言えば、その気持ちを感じて別の提案を考える。

 

 

本人が助かるまでよく対話をし、意思決定を相手任せにしない。

「どうしますか?」と聞かれると、支援を受ける側は助けが必要でも、相手に迷惑をかけたくないと考えて躊躇してしまう

困っているひとがいたら、今、即、助ける。

ひとを助ける際、相手のためになるかどうかとつい考えてしまうのだが、考える前に自分がどうしたいかをすぐに行動に移す。

そんな考え方も大事だなと思いました。

 


その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く――

【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
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