先日、訪問マッサージに伺っている患者さんから、
「シルバーカーが動かなくなった」
という話を聴きました。
こちらの患者さんは90代なのですが、シルバーカーを使うことで、なんとか近所に買い物に行くことができます。
患者さんが言うには、コードがぶらぶらしていて、使えなくなったとのことでした。
施術後に見せて頂きました。
その結果、、、
シルバーカーがたたんであるだけということが分かりました。
おそらく、ご家族がたたんで端に置いたのだと思いますが、壊れていなくてよかったです。
患者さんに、たたんであること、それを広げる方法をお伝えし、無事に?使えるようになりました。
些細なことですが、普段とちょっと違うことがあると、困ってしまうのですね。
シルバーカーが使えないと、外出する意欲もなくなってしまうので、たんに患者さんのマッサージを行うというだけでなく、患者さんが困っていることをきちんと伺うことが大切だと改めて思いました。
鍼灸マッサージをすることはただの手段であるということを認識し、患者さんやそのご家族の困りごとにきちんと向き合う姿勢をこれからも大事にしていきたいです。