先日、テレビ東京のカンブリア宮殿という番組で紹介された
「家族主義で売り上げ倍増!次世代”働き方改革”の秘密」
に出てきた万松青果の話が印象に残ったのでご紹介します。
テレビ東京のカンブリア宮殿のサイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2021/0909/
万松青果は京都の一流料亭御用達の仲卸業者です。
取引先も大手スーパーが中心だったのが、時代の変化とともに料亭や個人店に変わり、小口取引やばら売りが増えていったため、野菜の大きさ、見栄え、原産地など、より細かくお客様のニーズに応えるようになってきました。
評価方法も以前は成果主義だったそうですが、利益や売上を重視するのではなく、お客様を喜ばせることを重視していく中で、年功序列の家族主義経営に変わっていったそうです。
家族主義経営になったことで、困りごとや売上を共有し、皆で考える文化ができていきました。
「お客様を喜ばせる」という信念で仕事をするため、「喜んでもらえた週報」という喜んでもらえたことを1日一つ書いていくというユニークな取り組みをしています。
また、仕事に対する権限を社員に譲渡することで、個性的で自分で考えて行動する社員が育っています。
万松青果の会長の中路和宏さんがおっしゃっていた言葉が印象的でした。
「期待したよりも『ちょっとだけ』少しずつ期待を上回っていく。
その積み重ねが万松青果の仕事です」
私も、患者さんの期待を少しだけ上回れるような仕事を積み重ねていきたいと思いました。