当院のコロナの影響

2020年1月頃から、日本でも新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)が広がり始めて多くの業種に多大な影響を及ぼしました。

そんな中、患者さんから

「コロナの影響はありましたか?」

と聞かれることがよくありますので、当院でのコロナの影響を考えてみたいと思います。

 

 

実は、当院ではコロナの影響がどの程度あったかは、よく分からないというのが正直なところです。

当院が開院したのが2019年6月で、開院して半年くらいの2020年1月頃からコロナが発生しました。

開院当初は患者さんも少なかったのですが、少しずつ地域の皆様に認識され始めて、患者さんが増えてきた時期でした。

 

 

最初に緊急事態宣言が発出された2020年4月~5月にかけては、一時的に患者さんは減少しましたが、開院当初よりは増加しており、緊急事態宣言が解除されてからは、患者さんは増えていきました。

そのため、当院のようにコロナが始まった時点で開院一年未満のお店は、どの程度コロナの影響があったかはよく分からないのではないかと思います。

 

 

ただ、コロナが発生したことで、開院当初と比べて以下のような変化がありました。

・テレワークの増加により、平日の日中時間帯の30代~50代の患者さんが増えた

・訪問施術を行っていた患者さんについて、コロナを懸念して訪問がキャンセルになり、その後も依頼が減った

若い世代の患者さんが増えた反面、コロナを心配した高齢の患者さんはやや減少しました。

また、保育園が休みになって子どもを見ていないといけない、濃厚接触者になってしまった、緊急事態宣言中は移動を避けたい、ワクチンの副反応で体調不良、といった理由でのキャンセルは度々ありました。

それでも、2020年、2021年と多くの方にご来院下さり、おかげさまで2022年6月で開院三周年を迎えることができました。

 

 

コロナ禍において、当院を利用して下さった患者さんからは以下のようなご意見を頂きました。

 

・施術室が個室になっているので利用しやすかった

→他院は仕切りがなかったり、カーテンだけで仕切られていて隣の声が聞こえるようです

 

・予約優先で他の患者さんと重なることがなかったので、コロナのリスクが少ないと思った

→待合室に患者さんが密集していて、利用しにくい場所もあったようです

 

・院内に清潔感があり、換気や空気清浄機による対策が行われてたのがよかった

→開院してそれほど年数が経っていないこともありきれいだったのと、感染対策をしっかりしていたのがよかったようです

 

 

以上のことから、コロナの影響は多少はありましたが、それほど大きくなかったと考えております。

鍼灸マッサージという国家資格を保有して業務を行う施設は「社会生活を維持する上で必要な施設」として、緊急事態宣言中でも営業を継続することができていたことは本当にありがたいことでした。

今後も患者さんのお役に立ちながら5年、10年と継続できるよう励んで参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
お気づきの点や質問等ございましたら,どうぞご遠慮なくお聞かせくださいませ。

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