先日、90代の女性患者さん(以下、Aさん)のお宅へ訪問施術に伺った時の話です。
開口一番、
「ずっと行っていた近所の美容室がなくなっちゃったの!!」
とおっしゃいました。
同居しているお嫁さんが、美容室の前の道を通りかかったところ、建物が取り壊されているのを見て、Aさんに報告されたそうです。
ずっと通ってたのに、なんの連絡もないままなくなってしまうのは寂しいとおっしゃっていました。
そろそろ美容室に行こうと思っていたタイミングだったようです。
その後、Aさんは私にお願いごとをしました。
「ちょっと先生にお願いがあるの。
今度は、○○という美容室(※)に行こうと思うんだけど、連絡先が分からなくて、先生にそのお店まで行ってもらって電話番号を確認して教えてほしいのだけど。」
※ この美容室は私も知っている近所の美容室ですが、Aさんの家からは坂を上らなければならず、少し離れています。
私は、
『いや、行かなくても携帯電話で検索すればすぐに分かりますよ。今、確認しますね』
と言って、インターネットで検索して電話番号をメモ用紙に書いてお渡ししました。
Aさんは
「今は何でもすぐに分かるのね~」
とびっくり!!していました。
おそらく一昔前なら、ちょっと離れたお店の連絡先を調べようと思ったら
・知っている人に聞く
・お店に直接行って確認する
・電話帳で調べる
・電話番号案内ダイヤルの104に電話して確認する(←これ、今の30代以下の世代は知らないかもしれません)
のいずれかの手段だったと思いますので、便利な時代になったなぁと思いました。
ちなみに、後日Aさんのお宅へ伺かったら、電話で予約して新しい美容室に行くことができたそうです。
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