毎年、2月の下旬に、はり・きゅう・あんまマッサージ指圧師の国家試験があります。
土曜日があんまマッサージ指圧師、日曜日がはり師・きゅう師の試験で、国家試験のため厚生労働省が管轄しています。
ここ数年では、あんまマッサージ指圧師は約2000人、はり師・きゅう師は約5000人が受験しています。
受験者数推移(参考:厚生労働省HP)
http://www.zenjukyo.gr.jp/kokushi/02/02-2/
本試験は学科試験のみで、実技試験はあらかじめ専門学校で試験が行われ、
専門学校で卒業見込みと認定された生徒が国家試験を受けることができます。
試験は午前と午後に分かれており、午前が基礎科目、午後が専門科目となっています。
午前
医療概論、衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学
臨床医学(総論、各論)
午後
リハビリテーション、医学東洋医学、経絡経穴学、東洋医学臨床論、
はり・きゅう理論、あんまマッサージ指圧理論
全部で150問の4択問題が出題され、60%以上の正答率で合格です。
合格発表は約1ヶ月後の3月下旬となります。
ちなみに、合格証書はありますが、運転免許証のような携帯型のタイプではありません。
(医師や看護師も同様に携帯タイプではありません)
国家資格を取得することが、治療家として第一歩です。