日本講演新聞の記事からのご紹介です。
※ 2020年から、新聞の名前が「宮崎中央新聞」から「日本講演新聞」に変わりました。
宮崎中央新聞社のサイト
https://miya-chu.jp/
本新聞に紹介されていた「五感を使って読みたい本、ありますか?」の話が印象に残りました。
京都にミシマ社という出版社を起業した三島邦弘さんが、電子書籍と紙の本は全く別物という話をしていました。
電子書籍は、とにかく情報として中身を脳にインプットするために読む本。
紙の本は、表紙のデザイン、文字の書体や大きさ、1ページの行数などを考えて作られている。
また、本には紙の匂いがあり、ページをめくる指先の感触や音がある。
これら全部セットになっているから、五感全部を使って読む読み物。
つまり、即時性を求めるなら電子書籍で、五感を味わうなら紙の本で、ということです。
私は、電子書籍より紙の本の方が好きです。
本の重さやページをめくるドキドキ感、紙の手触りなどを感じることで、五感を使って脳に様々な刺激が入ります。
それら一連の行為を全て含めて読書というのだと思います。
とはいえ、ちょっとした文章を読むのなら電子書籍もありだと思いますので、うまく使い分けたいです。