「ホスピタリティの伝道師が説く日々の在り方 百年思考」という書籍からの紹介です。
「ホルスト・シュルツィと山本五十六の共通点」という内容が印象に残りました。
ホルスト・シュルツィ氏は、リッツカールトンの社長だった方です。
リーダーの条件について、著者の髙野氏が質問したところ、以下のように答えたそうです。
「リーダーの条件、それは愛と勇気とパッション、そして忍耐強く人と向き合う姿勢を崩さないことだ」
愛は慈愛で人を受け入れ認めること
勇気は覚悟を決めて決断する力
パッションは熱い想い
忍耐は人を信じて待つ力
この人を育てる感性は、海軍軍人で元帥海軍大将の山本五十六氏の言葉にも感じられます。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
洋の東西を問わず、リーダーが人を育てる時の視点は同じようです。
「ホスピタリティの伝道師が説く日々の在り方 百年思考」(かざひの文庫)
髙野登 著
百年思考~ホスピタリティの伝道師が説く「日々の在り方」