腰痛は脳の勘違いだった

腰痛は脳の勘違いだった(風雲舎)
戸澤洋二 著

いわゆる坐骨神経痛といわれる症状に罹患した患者が発症から治癒するまでの過程を描いた闘病記。

坐骨神経痛の発症、試した治療方法やその間の苦悩、痛みのメカニズムに関する考察が事細かに描かれており、非常に参考になりました。

楽天家と自ら言っている著者の本音がユーモアたっぷりに描かれているため、こんなにつらい症状にも関わらず、どうなっていくんだろうと楽しみながら読み進めることができました。

これだけ現代医学が進歩しても腰痛の7割が原因不明だと言われており、椎間板ヘルニアの手術をしても手術後しばらくして再び腰痛になる患者は多く存在します。まさに難病といってよい現代病の1つだと思います。

器質的な疾患もあるから全てがそうというわけではありませんが、本書を読んで、病院に行けば治る、治療院に行けば治るといった他力本願で誰かに治してもらおうと考えるのではなく、自分から治したい、治すためにはどうしたらよいかを患者さん自身が考えることが大事だと思いました。

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