先日、40歳の誕生日を迎えました。
同じ年の患者さんからは、
「2回目の成人式を迎えますね」と言われました。(笑)
私が子供の頃は40歳というと、もう立派なオジサンというイメージがありましたが、平均寿命が延びたことや65歳を超えても働く人が増えたことによって、社会全体が若返っているように感じています。
年齢を聞かれて答えると、「まだまだお若いですね」と言われることが多いです。
今回は、40歳になってみて感じたことを書いてみたいと思います。
まず、私自身が今のところ特に大きな病気もなく、健康に過ごせていることが本当にありがたいと感じています。
体型も20代、30代とほとんど変わっていません。
ただ、30代後半から目が疲れやすくなっていると感じていますので、近くと遠くでメガネを使い分けて目の負担を軽くするよう工夫しています。
40歳というと、人間ドックをやって何かしら体の問題が見つかったり、肥満や高血圧、糖尿病の予備軍だったりと、どこか不健康な状態を想像していましたが、現時点ではわりと健康な方だと思っています。
しかしながら、私が年を重ねているということは、私の両親や妻の両親が60代~70代になっているということです。
そのため、なんとなく介護のことを考え始めています。
実際に、40歳から介護保険の支払いが始まります。
現状、両親が健康でいることはとてもありがたく、運がいいと思っています。
感情面では、20代に比べると感情の起伏が少なくなりました。
良い言い方をすると落ち着いていると言えるかもしれません。
自分の思い通りにならなくても、何かを期待せず「まあこんなもんか」と考えるようになったような気がします。
今度は、仕事について考えてみます。
私は38歳の時に、「はり・きゅう・マッサージ西ヶ原四丁目治療院」を開院しました。
それまで、IT企業、はり・きゅう・マッサージ治療院、整形外科内科クリニックと勤務し、今が4つ目の職場です。(主に常勤で働いたもののみ。アルバイトや非常勤は除外)
現状、自分で独立開業していますので、仕事の裁量は全て自分自身にある状態です。
(もちろん適宜、人に相談はしますが)
40歳という年齢になって思うのは、まだまだ経験不足ということで、日々試行錯誤の連続です。
ただ、50歳、60歳になってもそれは続きそうな気がしています。
会社に勤めていると、部長、課長、主任、室長などの立場があり、立場によって仕事の内容が変わるとともに、上司や部下がいて、人と比較されながら、自分の立ち位置が分かります。
個人事業主の場合、誰かと比較されることはないのですが、
「今のままでよいのだろうか?」
と常に自問自答し続ける感じになるため、自分に自信が持てない限り、いくつになっても試行錯誤するのだと思います。
私は70歳くらいまで働きたいと思っているので、その時にはまた違った景色が見えているのかもしませんが、40歳の今はまだまだ不安でいっぱいです。
渋沢栄一さんが残した以下の言葉があります。
「四十、五十は洟垂れ小僧
六十、七十は働き盛り
九十になって迎えが来たら
百まで待てと追い返せ 」
お迎えはもう少し早くてもよいですが、、、(笑)
40歳ではまだまだ洟垂れ小僧ですね。
ということで、40歳になっても、何かが変わったという実感はまだなく、今まで通り若々しく、元気に頑張っていきたいと思います。
#以下、40歳を考えるブログがありましたので、参考情報としてリンクします。
40歳は、惑う。 – AERA × ほぼ日 – ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/aera40/