呼出秀男の相撲ばなし

呼出秀男の相撲ばなし
山木秀男

 

現在、大相撲9月場所が東京の両国国技館で開催されています。

新横綱の照ノ富士がどんな相撲を取るのか、角番(※)の大関の貴景勝がどうなるかが注目されています。

※ 角番 (以下、Wikipediaから抜粋)
角番(かどばん)は、大相撲の本場所において負け越しをした場合に、その地位から陥落するという状況である。通常は、現役大関の力士に対して用いられる。

 

 

さて、そんな大相撲の世界において、力士や親方はよく出てくるので目立ちますが、それ以外でも相撲を支えている方々がいらっしゃいます。

本書は、呼出の最上位である立呼出になり、定年まで勤め上げた秀男さんが、相撲に関わっている人たちや、力士の一日の過ごし方などを紹介した本です。

相撲を支えている重要な職種の一つが呼出(よびだし)。

 

 

力士の名前を読み上げる(呼び上げ)、土俵を作る(土俵築)、太鼓を叩く(太鼓)の3つが三大業務です。

このほかにも、土俵を掃く、水を入れる、拍子木を打つ、懸賞旗を掲げて土俵を回るなど、多くの仕事があることを初めて知りました。

呼出以外にも、例えば行司は軍配をあげる、床山は力士の髷を整えるといったイメージしかなかったのですが、実際にどんなことをしているのかを知ることができたのがよかったです。

 

 

個人的に知らなくてなるほどと思った内容を以下に抜粋しました。

・小さい字の番付表は行司が三人くらいで書いている。相撲の世界のみで使われる毛筆文字を使って字間の隙間をなくすよう書くのがポイントで、お客さんがいっぱい入るようにと縁起を担いでいる。

・本場所で力士がまく塩は粗塩で一日45キロくらい使う。

・ものを投げるのは元々祝儀の意味があった。贔屓の力士が勝ったら、羽織や煙草入れなどを投げ、そこに入っている屋号や家紋を確認して、あとで投げた人のところに持っていくとご祝儀がもらえた。(これを投げ纏頭(はな)という)。1909年にこれが禁止となり、たんに座布団が飛ぶだけになったが、本来は禁止されている。

 

 


今度、国技館やテレビで相撲を観る際には、力士以外の方にも注目して見てみようと思いました。

 


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
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