現在、「ながらスマホ」が問題となっています。
特に、自動車及び原動機付自転車などの運転中に関しては罰則が強化されており、それ以外に自転車や歩行車にも注意喚起されています。
参考:政府広報オンライン やめよう!運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も!
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201707/2.html
また、一部の自治体では、「歩きスマホ」を公共の場所で行うことを防止することを目的とする条例が制定されているそうです。
そんな中、先月から訪問施術に伺っている患者さん(以下Aさん)から、訪問施術中の「ながらスマホ」の話を聞きました。
Aさんは、以前は別の業者の訪問施術を受けていました。
何度か施術を受けていたら、うつ伏せになっている時に途中から手が止まっている感じがあり、気になっていました。
そこで施術中に首を起こしてみたら、施術者は片手でスマホを操作しながら施術をしていてびっくりしたそうです。
Aさんが見ていることに気付いた施術者は何も言わずサッとスマホをしまったようですが、そこで不信感が芽生えてその業者の訪問施術を断ったということでした。
今は施術中でも「ながらスマホ」問題があるのだなと私も驚きました。
患者さんが見ていないからといって施術中に「ながらスマホ」をするのはとても失礼な行為であり、施術がおろそかになりますし、そんな施術者は真剣に施術していないので、断って正解だと思いました。
ちなみに、私は訪問施術中に電話がかかってきた場合(※)には、患者さんに一言断りを入れて電話に出て、電話が終わったあとは「失礼しました」と必ず声をかけています。
※ 当院は時間帯によっては私一人の時もあるため、外出時は院内の電話を携帯に転送しています。
今の時代、携帯電話は便利で手放せないものになりましたが、時と場合をわきまえて使う必要があることを認識した出来事でした。