先日、久々に鈴本演芸場に落語鑑賞に行ってきました。
お盆や年末年始を除いて、平日に行くのは初めてでしたが、空いていたのでゆったり見られました。
落語、曲芸、漫才、マジック、紙切りと14組の演者の芸は素晴らしく、大いに笑いました。
私が一番好きだったのが最後の古今亭志ん輔さんで、今回の演目は「井戸の茶碗」でした。
主な登場人物は以下の3人。
くず屋をやっている正直者の清兵衛(せいべい)
長屋に住む浪人の千代田卜斎(ちよだぼくさい)
細川家家臣で武士の高木佐久左衛門(たかぎさくざえもん)
くず屋が引き取った仏像から出てきた小判を巡る3人のやりとりなのですが、情景が目に浮かんでくるようで、時間を忘れて引き込まれました。特に清兵衛の困った様子がちょっとした仕草や言葉遣いから伝わってきて楽しめました。
笑いで英気を養ったので、また元気に仕事に励みたいと思います。