現在、医師の黒丸尊治先生が主催する、ホリスティックコミュニケーションの実践セミナーを学んでいます。
その学びの中から印象に残ったことや気付いたことを紹介します。
ホリスティックコミュニケーション
https://kuromarutakaharu.com/
問題解決の方向性と視点について、2回に分けて考えます。
今回は2回目で「問題解決の視点」についてです。
問題を解決する場合に4つの視点があります。
①行動
②感情
③認知
④環境
①は、もっともやりやすいもので、解決につながる行動を促すものです。
②は、イライラや不安などのネガティブな感情をコントロールすることで問題の解決につなげていきます。
③は、思い込みやこだわりを緩めることで、「まあ、いいか」、「あっそうか」といった思いを引き出していくことで問題の認識を変えていきます。
④は、人とのつながりや場所、時間帯などを変えていくことで解決を図っていきます。
大事なことは、行動、感情、認知、環境は全てつながっていて、いずれかが変われば全てに影響を及ぼすということです。
例えば、苦手な上司がいたとして、同郷の出身といった共通項を見つけることで、今よりも親しみを持って接するようになり、感情や行動も変わっていくこともあると思います。
あるいは、いやな出来事があったときに、場所を変えてそれを紙に書き出すということで、気持ちが落ち着いてくるかもしれません。
問題解決に向けたアプローチには様々な視点がある。
そのことを知っておくことで、1つの方法がダメでもまた別のやり方を試してみようと考えることができます。
そんな思いを引き出していくことも解決に向けたアプローチになるのだと思いました。