今回は、過去の電話のやりとりがきっかけで患者さんの受診に繋がった話を紹介します。
一年以上前ですが、訪問施術の依頼のお電話がありました。
お電話を下さった方は、当院の近所に住んでおられるのですが、依頼したい患者さんは叔母にあたる方で、その方は千葉県在住とのことでした。
お電話でつらいところや困っていることを伺いながら、
・当院ではどんな施術ができるのか
・その結果どんなことが期待できるのか
・遠方になるためお伺いできる日時が限られること、料金が高くなること
などを説明いたしました。
お電話では検討してみるとのことでしたが、その後、その方からの連絡はございませんでした。
それから一年以上が経過した先日、その時にお電話下さった方が、お母様と一緒に来院されました。
来院した際、
「実は、一年以上前にお電話したことがあって、千葉に住んでいる叔母の訪問施術の依頼をしたことがあるのですが、覚えていらっしゃいますか?」
と聞かれました。
珍しい場所だったので、覚えていました。
「はい、覚えています。○○(地名)への訪問依頼をされた方でしたよね?」
と答えました。
その節は残念ながらご縁がなかったのですが、「電話した際の対応がすごく良かった」とおっしゃって下さり、今度はお母様を診てほしくて連れてきたとのことでした。
この話を聞いてとても嬉しく思いました。
それと同時に、ちょっとした電話対応でも、おざなりな対応をするとご縁の機会を失う可能性があることを痛感しました。
忙しいとつい、いい加減な対応をしてしまいがちですが、今後も丁寧や接客や応対を心掛けたい思います。