アレクサンダー・テクニーク完全読本

アレクサンダー・テクニーク完全読本(医道の日本)
リチャード・ブレナン 青木紀和訳

アレクサンダーテクニークに関する書籍は何冊も読んでいますが、本書がもっとも分かりやすく説明されていたと思います。入門書として読むには最適だと思いました。

まず3つのパートに分かれている目次が分かりやすかったです。

1 アレクサンダー・テクニークを知ろう
2 アレクサンダー・テクニークの理解を深めよう
3 アレクサンダー・テクニークを生かそう

インヒビション(抑制)や指示(ディレクション)、エンドゲイニング(結果志向)、プライマリーコントロールなど、アレクサンダーテクニーク特有の言葉についても分かりやすく解説されていました。
ところどころにあるエクササイズも分かりやすくて体に気づく手助けになると思いました。

姿勢や動作という単なる運動という要素ではなく、意識の仕方という要素も含まれており認知行動療法に通じるというのも理解できました。

個人的には「気づきと観察」の章が、自分が何をしているのかに目を向けるのにもっとも役立ちました。

アレクサンダー氏の書籍からの引用が随所で紹介されているのもよかったです。
私がもっとも好きだった言葉は以下の通り。

「あることが、肉体的か、心理的か、精神的かにかかわらず、あなたは全て筋の緊張として翻訳してしまうだろう」

筋の緊張を解放していくことで、体の姿勢だけでなく内面的な姿勢も変えるというアレクサンダーテクニークの本質をついていると思いました。

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