今回は、「口座引き落とし」について書きます。
先日、ケアマネージャーさんの紹介で、新たに訪問施術に伺うことになった患者さん(以下Aさん)の家族から以下の質問がありました。
「支払いを口座引き落としにできませんか?」
Aさんは訪問施術以外にも、デイサービスや訪問ヘルパーなどの介護サービスを利用しており、その支払いは全て口座引き落としになっているそうです。
私の訪問施術では、訪問の都度、現金で精算して領収証を渡すやり方となっています。
ご年配の患者さんの訪問施術は保険診療が多いため、自己負担の割合にもよりますが、1回の施術料金は500円~1000円くらいです。
今まで10年くらい訪問施術を行ってきましたが、1回の支払い金額が少ないせいか、「口座引き落としにしてほしい」と言われたことはありませんでした。(訪問施術は開業前から行っていました)
ただ、Aさんは少し認知機能が低下しており、家族としてはそれが心配ということでした。
電気、ガス、水道などの公共料金や、新聞、インターネット、クレジットカード料金、ジムの会費など毎月支払うものについては、一般的に口座引き落としが多いと思います。
顧客数が多い場合、一人ひとりから料金を徴収するのは大変ですし、振り込みの場合でも払う側が忘れてしまうこともあるため、自動的に口座から引き落とされる、という仕組みはとても便利です。
その際、一般的にはサービス提供事業者側が引き落とし手数料を支払っているため、消費者側は手数料を意識することはありません。
今回のケースでは、個人事業主の私が「サービス提供事業者側」となるため、手数料を支払う必要があります。
支払う手数料と金額は以下の通りです。
・初期費用 : 不要のサービスもあるが、相場は30000万円~50000円程度
・月額基本料金 : 月額3000円~5000円(サービス内容や利用規模によって異なる)
・決済手数料 : 1件あたり50円~150円程度
また、口座振替依頼書への記入依頼など、事務手続きも大変です。
引用サイト:
アスピック 口座振替サービス比較13選!手数料一覧やメリットを紹介
https://www.aspicjapan.org/asu/article/22230
wikiPaid 口座振替サービスとは?手数料の比較と導入企業が得られるさまざまなメリット
https://blog.paid.jp/3241/
口座引き落としを利用している事業者は、少なくとも100人以上の顧客から料金を頂いているところが多いため、上記の手数料を支払ってでも口座引き落としにするメリットは大きいと思います。
しかし、私は個人事業主であり、今のところ口座引き落としの依頼者はAさん一人のため、メリットはなく手数料負担のみがのしかかってきます。
ちなみに、代替案として口座振り込み(私の口座に振り込んでいただく)というやり方があります。
この場合、振込手数料は患者さん側の負担となります。
ただ、支払う料金も少額である場合には患者さんのメリットも少ないです。
こういった事情をAさんに説明し、訪問の都度、現金で清算していただくことになりました。
今回は「口座引き落とし」について書いてみました。
自分が消費者側だと手数料がかからないのが当たり前に思ってしまうかもしれませんが、サービス提供事業者側だと案外大変だということがよく分かりました。





西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。