先日、私が訪問施術に伺っている70代の患者Aさんから、
「ネットスーパーでクレジット決済ができなくなって困っている」
という相談を受けましたので、その話を紹介します。
Aさんは以前から、スマホからネットスーパーでクレジット決済を使って買い物をしていました。
ところが、ある時期以降ネットスーパーの画面から決済しようとするとパスワードを求められるようになり、先に進めなくなってしまったそうです。
ネットスーパーに問い合わせをしたところ、
「クレジットカード会社がセキュリティを強化したことによるものだと思うので、対応方法はクレジットカード会社に聞いて下さい」
と言われたとのことでした。
そこで、クレジットカード会社にも連絡したところ
「セキュリティを強化して、携帯電話の番号にワンタイムパスワードを送ったのでそれを入力して下さい」
とのことでしたが、どうやっていいか分からなくて困っているという話でした。
本当はAさんのご家族が相談に乗ってあげればよいと思いますが、ご家族は遠方に住んでいて対応できないようです。
クレジット決済ではなく、コンビニ支払いに変更することを提案したのですが、Aさんが使っているネットスーパーはクレジット決済しか対応していませんでした。
現在はクレジットカードの不正利用の被害が増えているので、ネット上でのクレジットカードでの買い物や、ネット銀行からの振り込み手続きなどを行う場合、セキュリティ対策として別途携帯に送信したワンタイムパスワードの入力を求めることが多くなっています。
こうすることで、クレジットカードの情報だけ知っていても、携帯電話を持っていないと不正利用できないようにしています。
こういったセキュリティ対策強化の理由を説明しながら、Aさんと一緒にスマホを確認しました。
私もあまりスマホを使っていないので詳しくないのですが、ワンタイムパスワードがどこに送信されるかは知っていたので、ワンタイムパスワードが送信されているアプリを開いたところ、直近も決済ボタンを押しているのにワンタイムパスワードは届いていないようです。(過去の日付では何度もワンタイムパスワードが届いていました)
クレジットカード会社のホームページから調べたところ、どうやら何度もやり過ぎてロックがかかり、ワンタイムパスワードが送信されない状態になってしまったようです。
そこでまずAさんに
「クレジットカード会社に電話して、決済しようとした際、ロックがかかってワンタイムパスワードが送信されなくなっているのでそれを解除してもらう」
必要があることを説明しました。おそらく解除に時間がかかるので、いったんその日はここまでにしました。
後日、私が訪問に伺った際、無事にロックが解除できたとのことでしたので、改めて手順を確認しながら一緒に決済手続きをやってみました。
①ネットスーパーのサイトで買い物かごに商品を入れて、「決済ボタン」を押す
②ワンタイムパスワードを入力する画面が出るので、一度その画面を閉じる
③ショートメッセージのアプリを開き、現在の日時で届いたメッセージのパスワード6桁をメモする(暗記してもよいのですが、間違うと面倒なので毎回メモしてもらう方が確実ということになりました)
④再度、ネットスーパーのワンタイムパスワードを入力する画面を開き、メモした6桁のパスワードを入力する
その結果、無事にネットスーパーの買い物ができました。
よかった~!!
年齢を重ねると誰もが認知、記憶能力はどんどん低下していきます。
そんな中で、セキュリティ対策の強化やシステムの変更に対応していけるのか。
最近は電話での問い合わせに対応しているところも少なくなって、チャットでやり取りしたり、生成AIが回答したりしていますが、高齢になってその会やり取りができるのか。
身近に助けてくれる人いればよいですが、いない場合は大変です。
デジタル一辺倒が本当によいのか、ちょっと考えさせられた相談でした。






西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。