先日、90代の患者さん(以下Kさん)のご自宅で訪問施術をしていたら、呼び鈴が鳴って
「新聞の集金でーす!」
と新聞屋さんが訪ねてきました。
Kさんに確認したところ、毎月払っているものだから大丈夫とのことでした。
(このご時世なので、ちょっとだけ詐欺も疑いました)
Kさんは寝た状態で移動が大変だったので、お金を預かって代わりに私が支払いました。
お会計のあと、Kさんに
「新聞の支払い、口座振替にしないのですか?」
と聞いたらKさんは
『新聞だけは昔から集金なのよね』
とおっしゃっていました。
一般的な支払い方法として、口座振替、クレジットカード払い、コンビニ払い、集金などがありますが、集金は新聞販売店、お客ともに手間がかかって大変だろうと思ったのです。
実はこの集金の話、別の患者さん(以下Yさん)からも聞いたことがありました。
Yさんは新聞と牛乳を届けてもらっているそうですが、どちらもお会計は集金です。
なぜ口座振替にしないのか聞いたら、以下のようにおっしゃっていました。
◆顔を合わせて他愛ない会話ができるのが嬉しい
「昨日はジャイアンツが勝ちましたね!」とか「近所に〇〇というお店ができたみたいです」といった話をするのが楽しみだそうです。
◆古紙袋、ゴミ袋、カレンダがもらえる
昔は野球チケットやタオル、洗剤などももらえたみたいですが、最近はあまりないようです。
ちなみに、私は新聞購読料の支払いは口座引き落としですが、月1回古紙袋とゴミ袋、年1回カレンダーがドアポストに投函されています。
◆集金の際に、その会社で提供しているおすすめギフトなどを教えてもらえる
集金側としては営業の一環だと思いますが、会話をしながら「この〇〇がおいしかったよ」、「〇〇の石鹸を使ってみたらすごくよかった」と集金員さんの声を聞きながら広告を受け取ると信頼度も上がるのだと思います。
この話を聞いて、人と人との触れ合いを楽しみにしている方もいらっしゃることを知りました。
具体的な統計データはないので想像ですが、集金で契約している方が解約率も低いのかなと考えています。
人件費削減や効率化も大事なのことですが、それ以上に顔を合わせて何かを話したり、やり取りをしたりといった関係性も大事にしていきたいと思いました。




西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。