2026年1月~3月にかけて、
「本間真二郎先生の自然に沿った暮らし・子育て講座」
を受講しました。
本間先生は、栃木県の七合診療所で内科、小児科の診療をされている医師で、自然農で野菜と穀物を育て自給自足の生活をしています。
講座は以下の3つのテーマで3回に分けて行われました。
①「腸内細菌」
②「子育てと教育」
③「体温(冷えと熱中症)」
今回は①「腸内細菌」について、学んだことを紹介いたします。
最近の医学では、微生物によって作られている腸内細菌が健康にとって最重要と言われています。
ところが、現代社会の生活では過度な滅菌や消毒によって、微生物を排除し過ぎています。
その結果、免疫の働きが異常となり、アレルギー、自己免疫疾患、うつ、発達障害など現代病が増加していると本間先生はおっしゃっていました。
免疫機能として働くのは白血球ですが、それを調整するのは腸内細菌の役割で、これがうまく機能しなくなってるそうです。
生態系では、生物は以下の3つに分けられます。
生産者:植物(光合成によりエネルギーを産生する)
消費者:動物(他の生物を食べることで有機物を取り入れる)
分解者:微生物(生物の遺骸や排出物を分解し循環させる)
人間は単独の生物ではなく、生態系として微生物と共生することで生活できています。
腸内細菌に善悪はなく、すべてに役割があります。
腸内細菌が良い状態というのは、種類が多いこと(多様性)と、善玉 > 悪玉であること(よく働く)を指します。
よい腸内細菌を作るには食事が重要です。
赤ちゃん期は母乳により母の持つ菌が受け継がれ、離乳食の時期は食材の種類が増えて、腸内細菌も多様になっていきます。
母乳は腸内細菌を作るとともに、母子の愛着を形成するもので、できるだけ長く続けることが大切だそうです。
では大人になってからは何に気を付けるか。
生活の中では過度な滅菌、消毒はせず、適度な運動と質の良い睡眠が重要です。
便は毎日出て、つるんとして、バナナのような、茶色で臭くないものがよい便です。
便によって腸内細菌の状態が分かります。
食事は不自然なものを摂取しないようにします。
良いものは、ミネラル(腸内細菌では作ることができない)、水溶性食物繊維、オリゴ糖、難消化性炭水化物、発酵食品、魚・豆などのたんぱく質です。
控えるものは、甘い糖質、高脂肪のもの、四つ足動物の肉などです。
それ以外には、食べ過ぎない、地産地消、一物全体、良く噛んで楽しく食べることです。
医の前に食、食の前に農、農の前に微生物があります。
自然に沿った生活を行い微生物と共生することが健康で自分らしく生きることにつながっていく、という話でした。





西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。