風邪
風邪というと、発熱、咳、鼻水、喉の痛みなどの症状が複合的に発生するつらいものです。基本的には体を温かくして、温かい食べ物を食べてゆっくり休むのがよいと思います。
鍼灸では、体を温めて体の治癒力を高めるちょっとしたお手伝いができます。
治療の進め方
1.病院へ紹介すべきかの判断
まず経緯や経過をお聞きし、状態を観察して、病院に紹介すべきかの判断をします。以下のような症状がある場合、当院では治療を行わず病院の受診をすすめます。
(例)
高熱があり、腹痛、下痢や嘔吐を伴う場合(胃腸炎など)
外出が困難なほど体が重い
経過が長く症状が全く改善しない場合
2.治療
マッサージよりも鍼灸を中心に行っていきます。患者さんのお体の状態を診ながら、体の治癒力を高めるツボに鍼灸をしていきます。
汗が出ず冷えている場合には体全体を温めていきます。
また無理な外出をせず、家でゆっくり休むことも大事です。