先日、一人暮らしのご年配の患者さんのご自宅で訪問マッサージをしていたところ、突然、警察の方(婦人警官)がお見えになりました。
来訪の理由は、振り込め詐欺などの特殊詐欺に気を付けるようにという個別の注意喚起でした。患者さんが窓越しに対応されていたので、私も一緒に聞いていました。
警察の方がおっしゃるには、私の治療院がある西ヶ原地域では、現在振り込め詐欺の被害が多く出ているようです。
また、振り込め詐欺以外にも
・キャッシュカードが古くなっているから預かります
・コロナワクチンを特別に優先予約します
・屋根が壊れているので修理します
といったような、別のやり方の詐欺も増えていて、手口も巧妙になっているようです。
警察の方が繰り返しおっしゃっていたのが、
「電話の指示でATMを操作したり、キャッシュカードを渡すことは通常考えられないので、疑って下さい」
ということでした。
「私は大丈夫」と思っていても、案外騙されてしまうことが多いそうですので、繰り返しの注意喚起が必要なのだそうです。
また、防犯対策の一環として、通話の前に、相手に『この通話は録音されています』等の事前アナウンスを電話機に設定することをすすめていました。
警察官が伺って無料で対応できるそうなので、心配な方は最寄りの警察署に相談してみてはいかがでしょうか。
みなさま、振り込め詐欺などの特殊詐欺には十分に注意しましょう。
###以下、余計な心配だったのですが、、、
警察の方が来訪された時、実は「警察官の振りをした新手の詐欺なのでは?」と疑ってしまいました。
警察官が事件もないのに、個人の自宅を突然訪ねてくることがあるとは思わなかったからです。
警察手帳を開いて見せていましたが、それが本物かなんて普通は分からないですよね。
それでも、話している内容が明らかに注意喚起の内容でしたので、ホッとしました。
警察官を疑わないといけないというのも世知辛い世の中になったなぁと思いました。