昨日、大相撲一月場所を観戦してきました。(以下、力士の敬称は省略します)
今回は観戦前から残念な出来事がありました。
横綱の照ノ富士が5日目から休場し、引退を発表したのです。
3場所ぶりに横綱が出場していたので、横綱土俵入りや取り組みが見られるのを楽しみにしていたのですが、休場、引退となりました。
当初大関まで一気に駆け上がりましたが、その後、膝の怪我や糖尿病に苦しみ、一時は序二段まで転落しながら、その後復活を果たし、2021年の名古屋場所後には横綱昇進を果たした照ノ富士。
序二段になっても諦めず、稽古を重ねてそこから這い上がって横綱になったのはものすごい努力の賜物だったのだと思います。
照ノ富士、おつかれさまでした。
さて、今回はお昼過ぎに国技館に到着しました。
しばらく相撲観戦をし、そのあとは国技館の地下で定番のちゃんこを食べました。
今回のちゃんこは春日野部屋の塩ちゃんこで、野菜がたっぷり入っていておいしかったです。
その後、館内の相撲博物館へ行ってきました。
今回の展示は「優勝力士 大相撲この100年」という内容で、歴代に優勝した力士の写真やトロフィーが飾られていました。
ちなみに、歴代の優勝回数ベスト3は以下の通りです。
第1位:白鵬 45回
第2位:大鵬 32回
第3位:千代の富士 31回
ほかにも年長優勝、祖父と孫が優勝、最速優勝など、優勝にまつわる様々な出来事が展示されていて楽しめました。
さて、そのあとは相撲観戦です。
今回の見どころは、「優勝争い」です。
私が観戦した11日目が始まる時点では、
1敗:金峰山(前頭14枚目)
2敗:王鵬(前頭3枚目)、千代翔馬(前頭5枚目)、尊富士(前頭11枚目)
3敗:豊昇龍(大関)、大の里(大関)、霧島(前頭1枚目)
と、平幕力士(小結、関脇、大関、横綱といった役がついていない力士)が優勝争いを引っ張っている状況でした。
11日目の取り組みは、優勝争いをしている力士が、役力士と直接対決することになり、見ごたえがありました。
また、場内は満員御礼でどの取り組みも大歓声で熱気がありました。
大関の豊昇龍は今場所で優勝すれば横綱になれる可能性があるのですが、現在3敗で、1つも負けられない状況です。
11日目は2敗の千代翔馬との対戦が組まれましたが、にらみ合いが続き、観戦していて気迫が伝わってきました。
11日目の結果を受けて、以下の状況になりました。
1敗:金峰山(前頭14枚目)
2敗:王鵬(前頭3枚目)
3敗:豊昇龍(大関)、霧島(前頭1枚目)、千代翔馬(前頭5枚目)、尊富士(前頭11枚目)
残りはあと4日、優勝争いは混戦模様です。
残りの結果はテレビで楽しみたいと思います。