宮崎中央新聞の記事からのご紹介です。
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本新聞の記事で紹介されていた「強いチームには笑い声がある」という話が印象に残りました。
この記事は、元女子マラソン選手でスポーツライターをやっている増田明美さんが、高橋尚子さんを育てた小出義雄監督に取材に行ったときの話です。
「うちの選手はすごいよ。だから監督は楽だ。酒だけ飲んでればいいんだ。選手はみんな勝手にやるから」
という感じの明るい監督ですが、選手一人ひとりの個性をよく見抜いていて、どういう言葉を掛けたら頑張るか、どう接したらやる気になるか、よく知っているそうです。
そんな小出監督が、増田さんにこう言ったそうです。
「明美さんよ、あんた、駅伝チームを取材しているんだってな。強いチームというのは近くに行ってみると分かるけど、笑い声が聞こえてくるぞ。雰囲気が明るいチームは間違いなく結果を出すよ」
「あんたの時代には汗と涙でオリンピックに行ったんだろうけど、今は違うよ。何が一番大事かというと、笑いだよ」
だからこそ、力んでやるのではなく、明るい雰囲気づくりが大事だと思ったそうです。
これはマラソンだけでなく、職場でも当てはまると思いました。
誰かが怒っていたり、イライラしてたりするよりも、みんなで楽しく仕事をしている方がよい結果が出ます。
いかによい雰囲気をつくって仕事をするか、自分の職場でも考えてみたいと思いました。