スマイルばあちゃん

今回は90代の患者さん(以下Aさん)から聴いた話を紹介いたします。

Aさんには20代のお孫さんがいて、小学生の頃からテニスをやっているそうです。

お孫さんが小学生の頃から、試合があると結構な頻度で応援に行っていたとのことでした。

 

 

その際、応援の言葉として

「頑張って」

とは言わないようにしていたそうです。

なぜなら、絶対に頑張っているから。

それよりも、

「スマイル、スマイル」、「落ち着いて」、「大丈夫、大丈夫」

といった声掛けをしていたそうです。

 

 

特に

「スマイル、スマイル」

がお気に入りだったようで、何度も言うことから周囲の方からは

『スマイルばあちゃん』

と呼ばれていたという話でした。

お孫さんは現在でもプロのテニス選手として頑張っているようですが、Aさんも90代になって歩くのが大変になり、なかなか応援に行けないようです。

それでもお孫さんに会ったときには今でも

「スマイル、スマイル」

と伝えているそうです。

 


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
お気づきの点や質問等ございましたら,どうぞご遠慮なくお聞かせくださいませ。

こんな症状の方が来院されています


関連記事


[カテゴリー]